攘夷「ハァッ!ハァッ!ハァッ!」
攘夷殿の朝の剣術の稽古の風景である。
攘夷「ふぅーっ。最近とみに朝冷えるようになったなぁ。ひとまず休憩するかぁ。」
屋敷の裏庭で攘夷殿は稽古をしていたため、その声に女中が気付き、様子を見に来たのであった。
女中「攘夷様、今日はお早いんで…きゃっ!」
女中は身をかがめ、顔を両手で隠した。
女中「…攘夷様ったらぁ。フンドシ一丁なんて!…早く袴をはいてくださいッ!」
攘夷「す…すまん。足さばきを鍛練するため、たまに袴を脱ぐのだ。アセアセ…。」
攘夷殿、急いで袴をはく。女中は手で顔を覆っていたが、指の間から攘夷殿の逞しい身体を目で追っていた。(笑)
女中(…ドキドキ…)
攘夷「失礼つかまつった。もう良いぞ。」
女中「もぅ攘夷様ったらぁ。まるで子供なんですから。年頃の女子がいることも気にしておいてください!」
攘夷「あいや失礼。気分を取り直して朝飯にしよう。」
女中「もうご飯は炊けてますから、すぐにでもご用意しますッ。」
攘夷「ウム。腹が減ったでな。グゥの音も出んわい。ワッハッハッ…。」
女中「もぅ。攘夷様ったらぁ…。」
密かに攘夷殿に恋心を抱く女中。その展開やいかに!
痛快娯楽Rock'in時代劇「攘夷殿」は本日はこれにて閉幕なり。
