「一年目の予防接種」の次の記事が,あやうく一年後になりかけていた執事でございます。お久しぶりでございます。
さて,この時間に天を仰ぐと広大な夜空が,その先にはさらに広大な漆黒の宇宙が広がっておりますね。我々はこの宇宙の一員として今ここに存在していることに奇跡のような不思議さを感じざるを得ない執事でございます。
現代の最新の量子重力学の示すところでは,この宇宙は何もない無の状態から出現したのだそうでございます。量子論によりますと,その不確定性原理により「無」から「陽子」と「反陽子」(これはすでに人類は高エネルギー粒子加速器を用いて作り出すことができましたね)が同時に生成されているのだそうでございますが,同様に無から「宇宙」と「反宇宙」が生成され,それが量子のトンネル効果によりこの世に出現し,同時に「時間」もうまれ,0.000(0が30個続く)01秒後にインフレーションを生じて,超高温超高密度の状態になり,ビックバンと言われる大爆発によってエネルギーが物質となり今の宇宙が始まったと言われております。
みなさま,ついて来ていただいておりますでしょうか?
ご安心ください。執事もなんのことやらさっぱりでございます。
さて,我々の漆黒の宇宙がそのように「無」から生まれうるものであるならば,
すなわち,我々の宇宙にある全ての物が「無」から生まれた物であるならば,
「無」から漆黒の猫さまが出現するのもまたありうることでありましょう。
ええ,それを否定するのであれば我々の存在をも否定することになるのですから。
かくのごとく。
本日黒猫さまは降臨されたのでございます。ありがたいことでございます。

