【エリートの合コンに参加した時の話】
数年 会っていない友人「Y」から 突然の連絡があった。
「秀一さん!合コンがあるので来てもらえませんか??」
この男 友人「Y」は デザイナーとして成功を收めてる
なかなかのナイスガイである。
合コンだぁ~??
私はとっても忙しいのだ!
そんな暇人ではないのだ!この野郎!
でも、
まぁ、、せっかく私を頼ってきたのだから、、
仕方ない、顔だけでも出してやるか
うん 。
俺は正装をまとい、ダンディーに洒落こんだ。
2年ぶりにDiorのマフラーを取り出し装着
なんだかカビ臭い
しかし、大人の秀一ちゃんを演じるには無くてはならないアイテムだ。
臭いなどとは言ってはいられない
トイレの消臭剤でも吹き付けておこう。
すでに俺の中では 勝ちフラグが立っていた。
はやる気持ちを抑え 集合時間 2時間前に到着。
そう 間違いなく1番乗りである。
今日 集まる人達の事は何も聞かされていない。
期待と興奮で股間もはち切れんばかり。
さらに緊張と不安で錯乱状態。
徐々に人が集まってくる。
スタイリッシュな背広を上品に着こなしているビジネスマン
知的なファッションが印象的なセンスの良いメガネ男子くん。
様々な人間が 続々と入場。
総勢10人は集まった。
そして
-自己紹介-
まずは 幹事の「Y」
慣れているのか 淡々と自己紹介をこなしている。
デザイナーという かっこいい響きに女子たちにもウケがいい。
調子に乗りやがって、、、
今度会ったら素っ裸にして新宿駅に放置してやろう。
次にお洒落なメガネ男子「K」
「○○という会社に勤めてるKと申します。」
ジーーーザス!!
○○会社とは!! 知らないヤツなどいない大企業!!!
なかなかやるではないか!!!
もちろん女子たちにもウケがいい。
俺は内心 嫉妬した。
徐々にハードルが上がっていく
この日のために用意した俺のあいさつ
「オス!!オラ ニート!どらごんぼーるを集めてるだ!!」
これ 使えない気がしてきた。
そうこうしているうちに
次はスタイリッシュなビジネスマン「S」
「検事をやっているSです。よろしくお願い致します。」
屁が出た
検事~~~!?
健二の間違いじゃないのか!?
研二でもいい! 訂正しろ!!!、、、
その男 間違いなく検事であった。
俺はすでに半狂乱
嫌な汗が頬を伝う
完全な金縛りにあってしまった!まさに亀甲縛り。
その時である!!
次の瞬間!!
「秀一さん 自己紹介お願いしますー。」
ちょーーーヨンピル!!!
屁が出た!
実が出た!鼻血出た!!
おまけに鼻毛も逆立った!!
もはや この空間、想像を絶する地獄絵図
もう 事故である!
この合コンに参加した事が事故である!!
この時 気がついたのだ!!
エリートが集まっている!!
エリート、
反則以外の何物でもない!
…こ、これはマズイ事になった…
俺は動けなかった…
この瞬間、 今日の俺のポジション、役割、立ち位置 が決まってしまったのだ!!
30~40秒の沈黙があった!
いや、 それ以上かもしれない!
俺の不安は頂点に達していた!
手に持つグラスも心なしかカタカタと揺れだした
俺は覚悟を決めて口を開いた
その時である!!
次の瞬間!
デザイナー「Y」の口が屁を吹いた!
「秀一さんは 昔、 僕が凄く尊敬していた人で、」
、、、。
ジーーーーザス!!!!
おもいっきり 過去形 でわないかっ!!!
今は 尊敬していないような その言い回し!!
ナイスDEATHフォロー!!
そこにいる全ての視線が期待で俺に突き刺さる!!
余計なお世話!!
まさに蛇に睨まれたカエル!!
ハブとマングース!!
視聴率600%!!
限りなくパッション!!
穴があったら入れたい!!
あ、違う!
穴があったら入りたい!!
天の崩壊!!
悪魔の化身!!
ネオブラボー!!
てゆかクレイジー!!
「Y」よ!!
さらにハードル上げてどうする!!!
あまりのショックでお尻も2つに割れました。
レッドゾ-ンを振り切った俺は覚悟を決めた。
その時である!
次の瞬間!
注文した料理達が届く!!
まさしく!
天の助け!!
神々の遊び!!
壮大なる宇宙の神秘!!
ようこそラララ~
ようこそラララ~
その料理は神々しく とてもこの世の物とは思えないほどの輝きを放つ!!
だが そのクッションも10秒と持たず
期待の眼差しは 再び俺に襲いかかる!!
そう
仕切り直し!
インポになった
なんたるや
神の悪戯ブラックホール!!
そもそも
検事に対抗できるのは弁護士か医師くらいであろう!
全ては研二のせい!
研二 君!
君と張り合おう!
俺の生きざま!見せてやる!
絶望から絶頂
絶頂からの~~~
くらいやがれ!!!
「わたくし 七代目 火影でございます。」
…。
スカしたっ!!!
墓穴!!
全っ然おもろない!!!!!!
言った自分が恥ずかしすぎる!
しかし
この 屁も放てない空間で
よくぞかましてくれた!!
自分を誉めてあげたい!
辺りはシラケムード!!
どうする パラノーマル秀一ちゃん!
もはや
どうするもこうするもない。
語尾に「だってばよ!」付け忘れたのが敗因だからだ!!
こうして
女子たちとワイワイちちくり合う俺の夢は見事打ち砕かれた
そして
そのまま酒を飲み干し
女子に うんちく と 説教 をかます 一番やってはイケないポジションに IN した。
気付いたら女子達は逃げて
男どもが寂しく席に残っている…
帰り際
ディオールのマフラーが悲しく揺れている
おまけに鼻毛も揺れている
冷たく心が濡れている
帰宅後に気づいたのだが
マフラーにはクリーニング屋のタグが付いたままであった
どんなブローチよりもインパクトがある
そう 新しいファッション
今も タグは そのままにしてある
俺は
辞めていたタバコに
火を付けた
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