天使になったみーちゃんと一晩同じ部屋で寝た。
さすがに熟睡はできなかった。
悲しくてさみしい気持ちと、やっと苦しさから解放されたんやという安堵した気持ちがグルグルうずまいていた。
さすがに熟睡はできなかった。
悲しくてさみしい気持ちと、やっと苦しさから解放されたんやという安堵した気持ちがグルグルうずまいていた。
外は静かに雨が降っている。
みーちゃんの大好きな雨。
ベランダにみーちゃんの箱を寄せて、雨をみせてあげた。
いつもベランダで、濡れるのも気にせず、ずーっと見てたもんね。
しばらくして、長男が来た。
「みーちゃん、よう頑張ったなあ」と泣きながらお別れしている。
娘は何回も何回もそばに行って、ナデナデしながら泣いている。
ダンナは昨日の朝、ヨタヨタしながら足元に来て「外に出たい」とスリスリして来たみーちゃんの姿が忘れられないとしんみり。
昨夜は柔らかかった体も、すっかり冷たく固くなっている。
でもみーちゃんの表情はとてもやすらかだ。
10時になり、霊園の人がダンボールの棺を持って来られた。
ピーターラビットの膝掛けを下に敷いて、みーちゃんを寝かせ、また赤い膝掛けをかけて大好きだったチャオチュール、シーバ、庭で積んだ朝顔と草、ドライフラワーで花束を作ってそっと置いた。
最後、口が痛くて食べれず辛かったね。
天国でいっぱい食べてね。
そして玄関で最後のお別れをした。
みんな涙…
みーちゃん、今までありがとう!
みんなの心にずっとずーっと生き続けるよ!
小瓶にはみーちゃんの毛玉が入ってます。