9/12p.m.10:30
みーちゃんが亡くなりました。

本当に立派な最期でした。

今日は仕事でいない私の代わりに、娘が来てくれた。
私が仕事の間、逐一ラインで様子を教えてくれたり、みーちゃんの体勢を変えたり、鏡台に上らせてくれたり…
私も安心して仕事ができた。
みーちゃんもきっと喜んでいたと思う。

私が帰ると、トイレの砂に横たわっている。
すぐに抱っこして、庭の草むらに寝かせた。
冷たくて、フワフワして気持ち良さそう。
下半身に力が入らなくなっているが、楽な体勢にしようと自分で動いている。


亡くなる二日前のみーちゃん。
大好きな庭を眺めています。



しばらく娘と交代で草むらのみーちゃんを見守った。
一晩中は無理なので、箱に草を敷き詰めて寝かし、玄関に連れて入った。
ちょっと不服そうだが、動けないので諦めて寝ている。
たまにムクッと起きて、またヨロヨロと倒れ込む…の繰り返し。
トイレ砂も好きなので、そちらも並べて寝かせてみる。
少しずつ呼吸が弱くなっている。
ゆきちゃん→私の順番にお風呂に入り、トイレ砂からまた草ベッドの方に移し替えようとした時、体をくねらせて大きな声で鳴いた。

そして草ベッドで横たわって数分後、娘が
「あ、痙攣みたい。もうあかんのんちがう?」
急いで見ると、カッ、カッ、カッと苦しそうな呼吸を数回した後、静かに息をひきとった。

老衰かと思っていたが、口から茶色い膿が出ていて、ほっぺたにシコリができている事を考えると口腔内の病気だったらしい。
シコリは今日じっくり顔を触って初めて気がついた。
それが痛くて食べるのが辛かったのだろう。
しかし手術をして、たとえ少し寿命が延びたとしても17才のみーちゃんに病院と手術と治療の苦痛を与える方が私は辛い。

体調が悪くなってから、一週間余り。
みーちゃんはしっかり私たちに介護と、心の準備をさせてくれた。

最後までおしっこは自分で行ったね。すごいね!

月曜日までみーちゃんが頑張って生きたら、みんな仕事だし一人で置いて行かないといけない。
みんながいる時に安らかに眠ってほしい、というこちらの勝手な願いまで聞いてくれた。

みーちゃんに付き合って今日は廊下で寝るぞ!と座椅子を廊下に準備したけど、「お母さん、ちゃんとベッドで寝てね」と夜中に命を閉じた。

家族の癒し係のみーちゃんは、次男が自分のやりたい仕事を見つけて旅立つのをしっかりと見届けてくれた。

こんな素晴らしい猫は世界中探してもみーちゃんしかいない。

しばらくはみーちゃんロスに苦しむことになると思うが、これでお別れじゃない。
きっとまた天国で待っていてくれるよね。
お母さんも残りの人生、みーちゃんみたいに頑張るよ!

17年間、ありがとう。
みーちゃん。