適応障害とは | 健康ってこんなにも維持が大変!

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適応障害というのはその名の通り、ある環境に適応出来ない、即ちなじめない事から発症する精神疾患の一つです。
最近になってこうしたストレス性の病気は重要視されるようになりましたが、昔から五月病などというものが我が国には存在していました。
そのため、診断に思いのほか時間を要する事になってしまう訳ですが、必ずストレス因子は特定出来ます。
ただし、五月病の中には、単に厳しい受験戦争や就活を勝ち抜いてゴールインした事で気力が失われ、何となくどこもかしこもがつまらなく感じてしまうケースもあります。
こうしたケースは、別段新しい環境になじめないという訳ではないので、適応障害に該当しないものと思われますけどね。
ですから、本人にはその判断が意外とつきやすいもので、環境を変える事によって完治するパターンが圧倒的多数です。
しかし、鬱病との最大の違いは、その要因となるストレスの種のようなものが極めて身近にある事です。
また、引っ越しなども非常に要因となりやすい疾患であって、いつ、誰が発症しても不思議ではない心の病気だと思っておく必要があるでしょう。
ただ、環境改善というのは自分だけで簡単に出来るものではなく、特に家族の理解と協力は必要不可欠になって来るでしょう。
ただし、周囲の環境がストレス因子となって発症する精神疾患である以上、その周囲の理解と協力をなくしては完治の道は確立出来ないと言っても過言ではないでしょう。

適応障害は、進学や就職と言った大きな環境の変化だけではなく、クラス変えや配置換えなどの小さな環境の変化からも起こりえます。
ですが、こうした心の病気、即ち精神疾患には不治の病なんてないんです。
特に適応障害は比較的要因が特定しやすく、治療が容易な疾患です。
そして、そのストレス因子さえ特定出来れば、適応障害からの脱出はそう困難ではないのです。
しかも、非常に最近そのストレス因子が現れたからこそ適応障害になってしまったというもの。