ここで注意すべきは、この検査で分かるのは、肺高血圧症かどうかという点で、原発性肺高血圧症ではないという事です。
そして、この検査の内容ですが、細い管を心臓の中に入れ、血圧を測っていき、それが20mmHgを越えると、原発性肺高血圧症の可能性となります。
そして、医者での検査方法ですが、原発性肺高血圧症の検査をする時に、カテーテル検査という方法を用います。
原発性肺高血圧症では、この右心カテーテル検査がとてもわかりやすい方法として取られていると思います。
まだ、未確定であり、原発性肺高血圧症かどうかは分からないという方ならば、この病気の症例に当てはまるかどうか調べてください。
また、原発性肺高血圧症であるかどうか検査する時に、カテーテル検査を用いると書きましたが、これは必ずそれが必要というワケではありません。
原発性肺高血圧症は、こうした原因のハッキリとしている肺高血圧症以外のものを、指す言葉だと考えても良いのではないでしょうか。
そして、完全に原発性肺高血圧症であると診断された場合、これがとても厳しい病気であることを同時に認識する事となります。
原発性肺高血圧症自体、とても珍しい病気であり、かかる人は１００万人に１人というレベルのものです。
もし原発性肺高血圧症なのかもしれないという疑いをもち、検査を行ったとしても、この病気である可能性はとても低いでしょう。
他の方法でも、原発性肺高血圧症であるかどうかという検査をすることは可能となっているのです。
肺高血圧症は、もともと肺に機能障害があり、それがもとで発症する肺気腫や血栓等の病気に関わるものであり、それ以外は原発性肺高血圧症と分類されます。
また、事前にネット等で、原発性肺高血圧症の検査方法や、この病気の症例等を調べておいてから、病院へ向かうという方法も、心を軽くする事ができるのではないでしょうか。
厳しい病気で、難病にも指定されているものですから、原発性肺高血圧症だと診断されたら、医療費補助も受ける事ができます。