何故なら、子宮体癌は、子宮本体の子宮内幕に発症する癌だからです。
そこで、どうしても赤ちゃんが欲しいと思っている子宮体癌患者さんには、温存療法も検討されるようにはなったようですね。
そのため、子宮体癌の典型的初期症状である不正出血に気付き、医療機関を受診した時点で、3分の2以上の患者さんは初期段階なのだそうですね。
何故なら、初期段階でも子宮を全摘してしまうのは、余りにも残酷だからです。
外科的処置というのは手術の事で、それも子宮を全摘するという形です。
ですから、非常に生存率の高い病気ではありますが、子宮体癌の患者が受ける肉体的、且つ、精神的負担は大変大きいのです。
子宮体癌の手術で、最も大変なのは、その手術が齎す後遺症です。
乳癌と同様、特に若い女性にはとても厳しく悲しい宣告です。
ですから、子宮体癌の治療は、やはり外科的処置である手術がベストと言わざるを得ないんですね。
子宮体癌はどちらかと言うと、ホルモンバランスが大きく変化する、閉経前後の女性が発症しやすいとは言われています。
他の癌に比べて、早期発見が安易で、進行も緩やかな人が多いとは言われています。
しかし、これはまだまだ効果も低く、何より、適合する癌の状態がとても少ないのが事実みたいです。
後、年齢的なものや他の疾病との関係によるリスクが余りにも大きい子宮体癌の患者さん似対しても、外科的処置が施せない事もあるそうです。
ただし、手術後に更なる治療が必要だと思われた場合は、このいずれかの方法も用いられ、その場合は、それなりに効果も出るそうです。
子宮体癌の手術は、その進行レベルによって、腹部内のどの辺りまでを切除するかが決まって来ます。
けれど、専門医に言わせると、子宮体癌に関する情報は、子宮頸癌に比べて、まだまだ少ないのが現状だそうですね。
本当に怖いのは、子宮体癌の実態そのものを知らない事ではないかと私は思います。
ですから、子宮体癌に関するブログやサイトを見付けたら、なるべく読むようにしないといけないのではないでしょうか。
今や癌は不治の病ではなく、きちんと治療さえすれば治る病気ですから、決して怖くはありません。
だからこそ、なるべく切除部分を減らす必要がある訳で、そのためには早期発見が何より大切です。