伝染性紅斑の潜伏期間は、症状が出るまでに10日～20日間と言われている。
大人が伝染性紅斑に罹ると高熱や筋肉痛、関節痛・頭痛など比較的重い症状に悩まされるようだ。
伝染性紅斑の潜伏期間は、症状が出るまでの10日～20日間と先に述べた。
子供の場合は伝染性紅斑に罹っても、潜伏期間中は熱が出るわけでもなく、平気で駆け回っているので予防や診断は難しい。
この間は症状が出ないので対処のしようがなく、伝染性紅斑のウイルスが周りの人間にうつされるので、集団生活である学校や幼稚園・保育園で流行ってしまう。
伝染性紅斑は症状が出る前の一週間ぐらいが、強い感染力があるといわれているが、この間、症状が出てないのでさらに診断や予防が困難なのだ。
伝染性紅斑は上記のように、潜伏期間中にウイルスをまき散らすので厄介なのだが、予後は悪くなく子供の場合、紅斑が消えると自然治癒ということになる。
潜伏期間中に原因である「ヒトバルボウイルスb19 」を放出しているので、伝染性紅斑は集団生活のなかで蔓延してしまうのである。
伝染性紅斑は、潜伏期間中に原因である「ヒトバルボウイルスb19 」をまき散らすので、予防が不可能に近いのである。
現時点で、伝染性紅斑の原因である「ヒトバルボウイルスb19 」に対するワクチンは開発されていないが、予後は悪くないので心配することもないだろう。
妊娠初期・中期の妊婦の場合、伝染性紅斑に罹ると、胎盤を介して胎児にも感染して、心不全や胎児水腫になってしまうことがあるそうだ。
考えられる対処法としては、妊婦のいるご家庭の子供が通う学校や幼稚園・保育園で伝染性紅斑が流行っていると聞いたら、自分の子供からうつらないようにする事だろう。
妊婦である自分も子供も手洗い、うがいやマスク着用などをして、伝染性紅斑の潜伏期間を過ごすことだ。
要は伝染性紅斑の情報を知り、正しい知識を持つことだろう。
そこで鍵を握るのが、伝染性紅斑の潜伏期間中の過ごし方ということができるのだ。