しかし、自己判断で薬物治療を中断すると、うつ病に対する効果が現れないので、薬の副作用を過度に心配すると逆効果です。
尿の量が少なくなったり、喉が乾いた感覚を覚えたりするのが、うつ病の薬の代表的な薬の副作用になります。
そうした場合、薬の副作用を少なくするため、うつ病の人は、胃腸の保護薬を合わせて処方してもらうことです。
そうなると薬に対する不信感が募り、薬の副作用が現れるたび、うつ病はもう治らないのかと不安になります。
あまりにも薬の副作用を心配すると、かえってうつ病の症状が悪化して、回復までの期間が長くなってしまいます。
薬の副作用というのは、薬の種類によって多少の違いはありますが、抗うつ薬は少なくても2~3週間は服用しないといけません。
また、薬の副作用で、眠気や全身の倦怠感、体重増加などもしばしば起こり、うつ病は中々改善されません。
そのため、うつ病を改善するには、薬の副作用を恐れず、服用を中止しないで医師に相談する必要があります。
但し、吐き気など消化器への薬の副作用が出ることはよくあり、飲み始めが特につらい症状が出ます。
こうした薬の副作用は、服用を始めた直後からあらわれることが多く、抗うつ効果よりも先に副作用が現れます。
薬の副作用をうつ病の人は過剰に心配しますが、副作用が一番少ないSSRIであればある程度安心です。
薬の副作用で心身の不調が感じられるときでも、自己判断で勝手に薬を減らすと、うつ病に対する効果は半減します。
スルピリドもうつ病に効果がありますが、薬の副作用として、月経不順などを起こしてしまう可能性が高いです。
四環系抗はうつ病に効果的な薬ですが、薬の副作用はかなり軽減されていて、飲みやすくなっています。