生きざまインタビュー第2弾【高井憲吾編】01
※ゲスト丸山敦

くい:高井くん、プロレス好きになったきっかけは?
高井:中学校1年でサッカー部だったんですけど、Jリーグ出来た時だからクラスの7割がサッカー部入ってる様な時代で。僕本当は野球部に入りたかったんですけど、恐い先輩が居たんで辞めました。友達に流されてサッカー部入ったんですよ。中学校なのに部員が100人くらい居たんですよ。そんな中もちろんレギュラーも取れる訳無いですし。隅っこの方でパス練習していたら友達が急に「うぃぃぃー」ってラリアットみたいな事してきて、「なんだそれ!」ってなって「おい、全日本のハンセン知らねぇのか!」ってなって、深夜にプロレスやってるから観てみろよって言われて観たのが始まりです。
くい:ほぉ~。
高井:プロレス自体は知っていたんですけど、深夜に観て新たに面白さが分かって。
くい:その頃全日本は誰が上がっていたの?
高井:その時は鶴田さんとか。
くい:っおー。
高井:ばんばん盛り上がっていた時だと思いますね。そっからですね、僕の住んでいた三重県では金曜日にプロレスやってたんですけど。次の日は、新日本やってるよって言われて、僕は新日派になりました(笑)
くい:ほぉー。
高井:北尾光司さんとか…。
くい:こいやー!あっすんません。
高井:あははは(笑)
丸山:フフフフ(笑)
くい:プロレスラーになろうと思ったのは?
高井:プロレスに対する憧れが…僕、身体小さかったんで…まだその時は何も考えてなくて。でもちょうど藤原組って大量離脱が起こったんですよ。
くい:パンクラス!
高井:そしたら、藤原組長と石川雄規さん2人になった時ですかね。その時に雑誌みて、今だったら人手に困ってる!だからこんな小さな僕でも雇ってくれるんじゃないかって思って、学校の進路の第一希望に「藤原組」って書きました。
くい:あー…中学で?
高井:そうです。高校行かないで、藤原組って。そしたら、家に電話かかってきて、母親が呼び出されて緊急で三者面談しましたね。こっぴどく怒られましたね。

続く…

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