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私の履歴書26枚目

2000年5月旗揚げ2年目を迎えた大阪プロレスは東京大田区体育館でビックマッチを行った。結構大きい会場やったで!
売りのカードはスペル・デルフィン対村浜武洋だけで、あとは普通のカードやったわ。
しかし、お客さんは超満員!ほんでお客さんのテンションも出来上がってたわ!もうノリノリって感じや!
わしの試合は、えべっさんと大阪名物世界一を懸けたタイトルマッチ!
ホンマ凄かったわ!半端ないくらいドッカンドッカン沸いたわ~!
実はこの日わしは足を捻挫していて、痛み止めを飲んでの強行出場やったんや。
でもあんなにお客さんが喜んでくれて出た甲斐があったわ~!大事な一生の思い出やな。

ほんで翌日、わしはタモリ倶楽部という番組に藤田さん(現マグニチュード岸和田)山田さん(ブラックバファロー)と一緒に出演した。
何かマスクマンの素顔を勝手に想像して似顔絵を描くという珍しい企画やった。
わしの素顔はワイルドな辰吉顔らしい(笑)まあ結構楽しい収録やったな。
そしてもらったギャラは7千円という破格の安さやったわ!
1月には旗揚げの地、なみはやドームでビックマッチを成功させ、5月には東京でのビックマッチも満員の観衆を集め、
マスコミの評価も上がってきたんや。
わし自身も2年目を迎え、ワンマッチ1万8千円のギャラが2万円になった!何か会社に評価されてるみたいで嬉しかったなぁ。
もちろん、わし以外のフリー選手のギャラもアップしてたで。当時は毎年ギャラアップが当然という風潮があったんや。
スタッフも社員契約でボーナスもあって、福利厚生とかもちゃんとしとったわ。

そんな大阪プロレスやけど、南船場で借りてた事務所の家賃や和泉市の道場の家賃、合宿所の家賃、その他もろもろと苦しいところはたくさんあったと思うわ。
プロレス団体って維持するだけで物凄くお金がかかるねんなぁ。プロレス団体に限らず、プロ野球やJリーグなどのプロスポーツ団体も規模こそ違うけど同様やと思うわ。
これだけの経費はお客さんからいただく入場料だけではとても賄えないんちゃうかな?
だからテレビの放映権料取ったり、大手のスポンサーが必要になってくるんやなぁ。実際プロ野球なんか親会社が大企業やしね

続く…!!