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私の履歴書22枚目

大阪プロレスに上がるようになって半年くらい経ったとき、毎週梅田アムホールか難波NGKスタジオで試合するというスタンスは変わらなかったが、

テレビでたまに取り上げていただいたお蔭で、徐々に大阪プロレスの知名度も上がって来ていた。

わし自身も田舎の友達や親類には正体をカミングアウトしとるから「テレビ見たで」ってよく言われるようになったんや。

それまでは「ホンマにプロレスしとん?」とか「アルバイトしながらやったらプロちゃうやん。」とかボロカスに言われてたけど、大阪プロレスに入ったお蔭で全く言われなくなり、

逆に「凄い出世したな」とか「ギャラめっちゃもらってるやろ?」とか、ええことばっかり言われるようになったわ。

ギャラは当時、ワンマッチ制やからバラバラで安定してなかったけど、二十万円を少し切る位だったかな?

多い時でも二十五万くらい。実家に住んでたから余裕で生活できたけど、一人暮らしやったらちょっと寂しい生活やったかもね。キャリア5年、

大阪プロレス入って一年目にしては充分やと思うで!プロレスってホンマ儲からない職業やけど、

やっぱり一度リングに上がってしまうと辞めれなくなってしまう麻薬みたいなもんやねんな。

好きな事やって、お客さんに応援してもらって、しかもお金までもらえて、でもプロやからやっぱりお金は稼がないといけないと思うんや。

デルフィンさんもよく言ってたな。「プロなんやからええ車乗ってええ家住め」って。

だったら給料もっとくれって、あの頃は思ったけどこの世界はお客さんを呼べたら高給がとれる、実力がものを言う世界やからもっと頑張らなアカンって思うわ。

大阪プロレス旗揚げからトントン拍子かと思いきや、集客面では苦戦を強いられていた。

メンバー的にもレベル的にも充実してたと思うんやけど、やっぱり週末に同じ場所でやってるから、いつでも見れるやろと思われてたんかな?

普通のプロレス団体は地方巡業があるから、お客さんも入れ替わるし、同じ地方でもそんなに年何回も来ないというメリットがあるが、

地方に行くと移動や宿泊とか経費が莫大にかかるというデメリットもあるんや。

続く…!!