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生き様インタビュー冨宅飛駈編012話

くい:プロレスが映画だったら格闘技は何なんでしょうか?

冨宅:ドキュメンタリー・・・なんでしょうけど。

くい:はい。(大きく頷く)

冨宅:ドキュメンタリーでも心は動かされるでしょうが、どちらが影響を受けやすいかと言えば、
映画の方が絶対的にメジャーですよね。

くい:確かに、映画の方が影響を受けやすいでしょうね。

冨宅:格闘技は水物なんで、当たり外れがありますし。
プロレスは幅広い年代層に観て貰えて、場所も色んなところでできますよね。
ショッピングセンターとかイベント形式では格闘技はできないですから。
何だかんだ言っても後世に残って行くのはプロレスの方だと思いますね。

くい:体の続く限りはプロレスラーですか?

冨宅:やれるのなら、そうですね!

くい:マグニチュード岸和田さんは面白いことを言っておられて、引退はないけど廃業はあると。
廃業っていうのはどこからも呼ばれなくなって仕方なく廃業してしまうのはあるかも知れないけど引退は絶対に無いと言ってましたね。
僕自身、物凄く共感したんですが。

冨宅:同じ気持ちですね。ホント、呼ばれなくなった時が終わりですから。
それでもまだお声を掛けていただけてるっていうのは必要とされてる部分も少しはあるのかなと、人に頼ってばかりですけどね(笑)

くい:いやいや、素晴らしいですよ!!もし、生まれ変わってもまたプロレスラーですか?

冨宅:はい。最初っからプロレスラーとして、昔の時代そのままでと考えたら新日本プロレスに入りたいですね。
UWFでデビューした僕ですが、その後は時代の流れで藤原組に参加したりパンクラスの旗揚げに関わりましたが、
こう言うと語弊があるかも知れませんが総合格闘技がしたくてパンクラスに関わったわけではないんです。
もう本当に時代の流れで。船木さんや鈴木さんという方々に接して行く上で体で教わるというか、覚えた技術があるからこそ
今僕はレスラーとしても指導者としても食べて行けるのはその時の経験があったからこそなんです。

くい:そうですよね。(しみじみ)その教えがあるからこそなんですね。

冨宅:師匠ですよね。お二方には付いていきたいという何かがあるというか。やっぱり、総合をやっていてもどこか人と違うなって。
船木さんと鈴木さんはそれぞれのスター性もさることながら、短い間でも新日本プロレスでやっていたっていうのは
凄く大きく影響していると思うんです。

くい:はい。

冨宅:普通にやっているけど惹きつけるものがある。お客さんを意識する部分、
発言とかは僕なんかは少ししかかじってないんですけどお二方はセンスが違いますよね。プロレス修行は本当に奥が深いですよ。
僕は今プロレスラーとしてリングに上がっていますがプロレスの練習らしい練習は僕はしてないんですよ(笑)

くい:ははは(笑)それはそれでひとつの個性になっていて、冨宅さんというレスラーは
冨宅飛駈という独特の世界を持ってやっておられるわけですから。

冨宅:そういう面では大阪プロレスに鍛えられた部分っていうのは非常に大きいですね。

冨宅:UWFでデビューして、その後は藤原組、パンクラス、時代の流れで上がるリングは違いましたが
今、プロレスをしてますけど本格的なプロレスの練習らしい練習って僕はしてきていない中で
受身だけはUWFの時に前田(日明)さんにみっちり指導してもらいました。
大阪プロレスさんに呼んでいただいて毎週リングで鍛えられて今があるというか、感謝してますよ。

くい:僕は冨宅さんとの試合は心に残る良い作品として思い入れがありますね。

つづく…!!