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生き様インタビュー冨宅飛駈編010話

冨宅:オファーをいただいたのはちょうど2月くらいだったんです。
選手が離脱するという話も全く知らなかったんですが、毎週お声が掛かったのはそのせいだったんですね。
あの時、毎週呼んでいただいてありがたかったですよ。

くい:ギャラは良かったですか?

冨宅:デルフィンさんとのお話でギャラは1試合2万になったんです。
土日は試合を組んでいただいて、お正月とかゴールデンウィークなどの大型連休の時は連日試合がありますし。

くい:プラス道場での指導料などもあったんですね?

冨宅:はい。当時パンクラス・ミッション所属という形だったんですけど
仕事のオファーを受けるなどのやり取りは僕は全て自分でやっていましたから。
でも、事務所に30%は持って行かれてしまうんですよ。
パンクラスという名前は使用してるんで仕方ないんですけど。

くい:はい。所属選手だとやはりそういった問題はありますね。

冨宅:僕もパンクラス所属として、パンクラスとはまた違った層の大阪のお客様には多少「パンクラス」という名前を知っていただけたと思いますし。
色々考えた末、契約更新の時に会社と話をして形式上はパンクラス・ミッション所属という形で実質はフリーになりました。

くい:僕自身もそうなんですが、収入面で今やはり景気の良い話ってなかなかないですよね。冨宅さんは格闘技の指導をして、様々な団体で試合をして収入面で今どうですか?

冨宅:かなり節約してますよ。正直、養育費も支払えない時もあります。
実際、統計上は養育費ってキチンと支払う人って少ないじゃないですか。
こちらも収入が減ってくると、養育費も減額してもらうなど出来るんですが。
子供の為と思って、それだけですよね。

くい:本当に、そうですね。

冨宅:支払えない時もありますが、払える時に少しずつでも支払うようにしています。

くい:貯金というか、いざという時の蓄えは?

冨宅:全くないです。正直、その月暮らしどころかその週暮らしですね(笑)
例えば土日に試合が入ってなかった時は、前の試合のギャラを次の試合のある時まで持たせようという感じで。
だから公共料金もギリギリまで引き伸ばして支払ってますよ(笑)

くい:景気の良い話があればいいんですけど。僕もそうですがレスラーを取り巻く状況って年々厳しくなってる感じですよね。試合だけでなく営業もしてチケットも売らないといけないですし。

冨宅:贅沢はしたくないですけど、普通に安定した生活が欲しいです(笑)
ホンマお金がない時はゴハン食べないですから!

くい:冨宅さん?どこまで載せていいんですか!?(笑)

冨宅:全然いいんですよ~(笑)よく、さすが体絞ってますねぇとか言われるんですけど全然そんなことないです!(キッパリ)
たいがい痩せてる時は金のない時なんですよ~(笑)

くい:このメルマガを通して冨宅さんの後援者が現れると良いですね(笑)

冨宅:よろしくお願いします!

くい:冨宅さんは格闘技の指導をしていらっしゃいますよね。

冨宅:はい。

※諸事情により一部カットします。

つづく…!