現在245部発行中ですラブラブ

最近は私の自叙伝を発信中です。

その一部を簡単に


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平成11年4月29日。大阪プロレス旗揚げ戦!

わしも長い事プロレスやってきたけど、これほど緊張したのは後にも先にもないわ!

この団体でこけたら後がない状況で、まさにラストチャンスの背水の陣やった。

試合前、鏡の前で何十回とコスチュームを着て動きをチェック。その日、初めてタッグを組むツバサさんに何回も

「これでいいですかね?」と聞いてたんやけど、ウザかったやろなぁ~。最後のほうは頷くだけやったもんな。

そしてただならぬ緊張の中、遂になみはやドームで大阪プロレス旗揚げ戦が行われたんや。

会場は超満員札止め、マスコミも多数来場し、大会の注目度の高さを象徴していた。

いよいよくいしんぼう仮面デビュー戦!対戦カードはセミファイナル、ポリスメ~ン&ヴィールス対ツバサ&くいしんぼう仮面!

当時テーマ曲はプロポーズ大作戦を使ってたんや。これがまたウケとったんや!それとエライちっちゃいシンバル持ってたんやけど、

練習生が無くして使わなくなったなぁ。

そして運命のゴング!先発はわしとポリスメ~ン。わしのひとつひとつの技に超満員の観客が大きく反応する。

ピエロみたいな風貌のレスラーが珍しい時代やったからかな?とにかく何やってもウケまくりやったわ。

まだくいしんぼう仮面のキャラになりきってなかったから、とりあえず今まで素顔でやってきたスタイルに、

ルチャっぽい動きをプラスしたのが吉とでたみたいやった。

終わってみれば百点の出来やったんちゃうかな?松井さんも満足してくれたみたいやった。

わし自身も今までやって来た事は間違えてなかったと凄い自信になったわ。

でもまだこの時点では、くいしんぼう仮面というキャラには愛着など全くなかったんや。ただただ必死やったんや。

このキャラクターで一生懸命やったら、大好きなプロレスで食べて行けるんじゃないかって。

まさか10年もやるなんて当時は夢にも思わなんだわ。

この日の事は一生忘れる事はないやろうな。苦節5年、まさにわしの人生を大きく変えてくれた一日やから…
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■編集後記
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今から12年前に僕はくいしんぼう仮面に生まれ変わってデビューしました。

それから今に至ると言う感じでしょうか。

くいしんぼう仮面に生まれ変わった大阪プロレスの旗揚げ戦

僕はそれまでの五年間を全てぶつけました。

試合が終わって…

屋台村から始まったプロレス人生

全く無駄じゃなかったと確信したものです。

そう人生において無駄な事はないのです。

苦しい事 ツラい事

いっぱいあります。

でも自分の過去において全く後悔はありません。

苦しい事 ツラい事は良い事の前触れだと確信しているから。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

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