デビュー戦翌日は全身痛くて起き上がれなかった。

無理もないわ、プロレスのトレーニングはおろか、入門テストに合格してからはほぼ毎日遊び惚けていたから、まあ命があっただけでもラッキーだったわ。

デビュー戦が終わったところで日常の変化など全くなく、相変わらず安アパートに男三人ゴロゴロしているだけのダメ人間生活。

当然収入など皆無なので、親からの仕送りで、何とか生活していた。

実際コンビニのアルバイトの面接に行ったりもしたが
「仕送りもあるし 働きたくな~い」とイマイチ腰が重かった(笑)

そして週末には、屋台村で試合。
ホンマ行くだけで交通費がバカにならんのよ。

だからどんどんお金が無くなっていったわ。

平日は安アパートでゴロゴロし、週末はノーギャラで試合。
今この自叙伝を書きながら罪の意識に苛まれているわ(笑)