ビカクシダリドレイの胞子培養の経過です前のブログからだいぶ空いてしました
一個だけめちゃくちゃ大きくなってましたこの胞子培養株はこのタッパーに入ってました。
ジフィーがめちゃくちゃカビてますお見苦しいものをすみません。
シダは苔や菌から派生したものなのである程度の大きさになればカビには負けません。薬品を使って枯らすよりは耐えられるならいいかな、と思ってます。そもそもカビは空気中にいるので完全除去は無菌室でもない限り無理な話です
床に置きっぱなしでしたが元気に育ちました。貯水葉が直径5センチ以上に育ってるものもあります。タッパーの蓋は少しあけて風がはいるようにしていました。蒸れ防止と呼吸を促すためです。
室温は20℃、湿度は60%を維持していた結果、特にカビ以外は困ったことはおきませんでした。
フレボディウムの胞子も飛んでいたようで勝手に生えてきています
このタッパーは特に加温シートなど使っていません。
次に加温シートを使っていた苗です。
元気なものもありますし枯れたものもあります。加温シートはこちらを利用してます。
加温シートを使ってますが加温シートを使ってないタッパーに比べて確実に育ってる、とも言いがたい結果でした。枯れるものもありました。
こちらも直径5センチ以上の貯水葉が育っているものがあります。
加温シートを使っても使わなくてもあまり変わりがないかなといった感じです
ちなみにまだスペーシングをしてないリドレイの胞子培養のタッパーの写真はこちら。
個体差はありますが元気に育ってます。こまめにわけても枯れる時はタッパーごと全滅するときもあれば、部分的に枯れるタッパーもありますそこの違いはまだわかりません。
ただスペーシングをこまめにしてもタッパーの中身が全部枯れるとやりきれません
スペーシングは本当に根気がいります。私の友達も胞子培養をしていますが枯れるときはけっこう枯れていきます
生き残る割合を考えると上の写真のタッパーの中の大きな個体だけ植え替えて、残りの中からまた大きくなった個体があればラッキー、と割り切って捨てるぐらいでやらないと疲れてしまうと思います。
ちなみに胞子培養も冬の間は肥料はあげません。
胞子培養を効率よく育てる可能性はさぐりつつ今回一番大きく育った苗を板付けしました
ジフィーの付箋布をはがします。
上の表面以外はポロッととれました。
これを水で洗って余分な土をとります。
横から見るとこんなかんじです。
付箋布をはがしたら根っこをもってかれました…ジフィーはこれがあるのがつらいです
板に水で戻した水苔をしいてルートンをまきます。
ルートンを使っても発根率は3%ぐらいしか上がらない、というデータを見つけましたそりゃ380円にそんなに期待してはいけませんね
本来は苗の根っこにかけるんですが、かけすぎるとダメージになることがあります。手元が狂うと困るので水苔のほうにかけました
そこにリドレイの胞子培養株をおいてラップで巻きます。
こちらを使ってます。リドレイの胞子培養を始めて1年9ヶ月。長かったですこのまま活着してくれますように
あとはメネデールを薄めたものをあげて様子を見ます。
長くなりましたが読んで頂いてありがとうございます
今日の天気はくもりのち雨最高気温は8℃、最低気温は0℃、湿度は81%です。
また経過を載せていきます