ベトナムでの人材確保に連携 県と山大がプログラム構築へ
ベトナムへの進出を検討する県内企業が増えてきていることを受け、県が山形大などと連携し、企業の海外展開で戦力になる人材を育成するプログラムの構築を目指していることが22日分かった。県内高等教育機関がベトナムからの留学生を受け入れ、将来的に懸け橋となる人材を育成することを想定している。
県庁で同日開かれた東アジア経済戦略会議の席上、県が明らかにした。県は、製造業やIT関連でベトナム進出を検討する動きが増えている背景を説明した上で、人材確保が課題になっているとしてベトナム人の可能性などについて委員に意見を求めた。
ベトナムの複数の大学と協力関係にある山形大と連携すると同時に、海外展開の担い手確保を支援する県のマッチング事業を組み合わせ、ベトナムをモデルケースにプログラム構築を模索する。
意見を求められたエムテックスマツムラ(天童市)副社長の長谷川征男委員は、ベトナム進出から10年以上の経験を基に「勤勉性などは日本人と似ている。ものづくりの力もある」と日本との親和性の高さから投資先としての魅力を強調した。一方、経済発展の速さは日本以上の可能性が高いとし「人件費の安さ、人海戦術に頼らず、自信を持って日本と同じ品質重視のビジネススタイルを貫くことが大切」と説明した。
出典:山形新聞