絶望は希望なのかも知れない。
求めていたものが完全に手に入らないと諦めきれた時、そこからそれを踏まえてどうすれば良いかを考え始めることが出来る。
完全に先を閉ざされた中で新たに見出すもの。
誰も自分を救ってくれないという絶望。
誰も自分を理解など出来ないという絶望。
誰も僕が傷つき、悲しみ、ボロボロになっている事に気づく事すらないという絶望。
異性は自分を救ってくれる存在などではないという、絶望。
薄っすらと灯っていた灯りすら、完全に立ち消えた今は真っ暗闇でしかない。
ここから、新たに見出す光。
今はまだ分からない、見えない、掴めない。
でも、過去、幾度と無く経験してきた辛い過去も、ふとしたキッカケから始まり、乗り越えてきた。
今、また、そうした分岐点に来つつあるのかも知れない。