あらすじ

父・ヨーク公爵は殺された。ウォリック伯爵は、ヨーク家の長男エドワードに王になるよう促し、エドワードはそれに応える。

ロンドン郊外で行われるヨーク家とランカスター家の決戦。リチャードもまたそこで血を求め剣を振るっていた。

「闇の中で。血の色しか見えない。だから埋め尽くすんだ……」。まるで薔薇の花弁のよう降り注ぐ血。

戦はヨーク家の勝利に終わり、キングメイカー・ウォリック伯爵は、エドワードの婚姻を計画していた。

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感想

第2話でリチャードが最愛の父を求めるあまり殺めた兵は、今話にて王家への復讐を企む”エリザベスの夫”だったという事実。

「ヨーク家」と「仏」との繋がり。「父死去」の悔いを「血」で拭う事によるリチャードの精神的変容。まさに”白と赤が交わる”事で物語が動き出してるのが面白い