オウム真理教特別手配犯が逮捕されたニュースが連日報道されていますね。
それに関連記事でこんなものを見つけました
Big Brother's got eyes everywhere
http://www.japantoday.com/category/kuchikomi/view/big-brothers-got-eyes-everywhere
彼の足取りを追うのに使われた駅の防犯ビデオの性能の良さと、
防犯カメラを設置することによる、市民のプライバシーの問題について
書かれた記事です。
が、今回は記事の内容はおいておき、タイトルに使われている
Big Brother に注目します
===============================================================================
このBig Brother とは以前このブログでも紹介したGeorge Owell「1984 」から
生まれた造語です
「1984」は、George Owellが1948年に発表し、
当時未来であった1984年の世界を描いた作品です。
描かれている世界では、Big Brother という独裁者によって、支配された世界で、
言論統制され、市民はBig Brother に批判的な発言をしていないか24時間
モニタで観察されているのです。
そう、モニタで観察されている、というところを今回の防犯ビデオの話と
結びつけて、
Big Brother's got eyes everywhere
Big Brother の(監視の)目はすべてのあらゆるところにある。
という見出しがつけられているんですね
===============================================================================
「1984」を読んだ直後にも、この作品から様々な造語が生まれたことを知り、
読んでよかったなぁ、と思ったのですが、実際ニュースのタイトルで使われて
いるのを見つけると、うれしいものですね