知ってさえいれば初心者でも必ず儲かる!実践・実例から学ぶ負けない仮想通貨投資術

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このブログでは毎週、社会システムを変えるような有望なアルトコインをお伝えしていますが、今回はいい意味でも悪い意味でも、社会問題として取り上げられたコインを紹介しようと思います。

 


現在、仮想通貨市場は特にアルトコインの調整が本格化していて、問題があるようなコインは、主力のコインよりもさらに売られています。

 

そのチャートの形を見て分析することで、今の相場の様子がよりはっきりとわかるようになると思います。


NEM 今チェック事件後の動きは!?


コインチェック事件で、取引所がハッキングを受けて580億円相当のNEMが盗まれたことは記憶に新しいですが、その後も真犯人は明らかになっていません。

 

北朝鮮説も有力視されていますが、決定的な証拠に欠けるようです。

 

ここで事件のおさらいをしておきます。

 

 

1/26にコインチェックの不正流出事件が発生。

 

日本円にして約580億円のNEMが盗難にあいました。

 

コインチェックが基本的なセキュリティを行っていなかったということが理由だとされています。

 


1/27にはコインチェックによる補償内容が発表されました。

 

内容は、被害額の580億円を自己資産から捻出するというものでした。

 

一応は当時の所有額に近い金額が全額で返ってくるということで、投資家がパニックになることだけは防げたようです。

 

ちなみにコインチェックは後に財務内容を発表していますが、かなりの利益を上げています。

 


さて、ここで一番の関心事は、盗まれたNEMがどうなったのか、その行方でしょう。

 

一時はNEM財団の協力や日本人ハッカーの追跡によってNEMの交換が阻止されていたようですが、次々にNEMは他のアドレスに拡散。

 

なんと2万件以上のアドレスに散らばってしまい、他の通貨との交換を呼びかけるダークウェブも出てきたことで、最終的にはNEMは交換されて回収不可能になってしまったようです。

 

ある意味結果は予想できていましたが、残念なことではありますね。

 


ただ、どこから大量のNEMが売られて、相場が崩れてしまうかわからないという状態からは脱却できたわけです。

 

しかし、現在のアルトコインの相場がとても低迷しているので、NEMは復活することなく値下がりをしています。


NEM週足

 


見事に「行ってこい」の形になっていますが、典型的なバブルが崩れた相場ですね。

 

NEMの場合は他のアルトコインと比べても極めて極端な動きをしています。

 

現在は11円付近ですが、この値段はすでに去年末を大きく下回っています。

 

7月安値が10円近くなのでこの値段と同じになってきています。

 


問題は、2017年初の1円にまで下げてしまうかどうかです。

 

わずか1円。

 

この値段はいわばNEMの地相場で、さすがにここまでくれば、バブル以前の値段で、もう下がる要素がありません。

 

現在の10分の一の値段なので、直接はもちろん下げないでしょうが、アルトコインの調整が来年くらいまで長期化すれば、ここまで来てしまう可能性もあります。

 


結局、アルトコイン自体が、まず去年の年末の上昇前の7~9月くらいの値段まで下げて、次には年初のバブル以前の値段に戻ってしまうのかもしれません。

 

しかし、そうなると上昇以前の値段になるので、もう相場が地面についたのと同じです。

 

そこで本当の大底になって相場は安定するでしょう。

 


現在はジタバタせず、ビットコインの短期売買でもしながら、来年まで待てばいいと思います。

 

ただし、今年中には中間反騰が一回は来ると予想しています。


スピンドル~ガクトコインの展開


もうひとつ、今、ネットで話題になっているのがスピンドル、いわゆるガクトコインの話です。

 

これは詐欺まがいだと酷評されたICOで、プレセール(前売り)で200億円集めた仮想通貨スピンドルのトークンの値段が暴落したケースです。

 


調べてみると、スピンドルは30円の価格でプレセールを行いましたが、上場時には3円。

 

いきなり10分の一の値段で上場したようです。その後は下がり続け、8月現在は0.3円。

 

100分の一まで値を下げています。

 


この通貨は俳優のガクトさんが広告等になり、しかも自分も運営に参加して積極的に売り込んだようです。

 

ただし、金融庁の正式な許可をとっていなかったらしくその時点でアウトになりました。

 

総裁選立候補が噂されていた野田聖子総務大臣の夫が運営の主体で、野田大臣が金融庁に圧力をかけた疑いが持たれています。

 

このケースはコイン自体の有効性や信頼性に疑問があるので、他の仮想通貨の暴落ケースとはまた趣が違います。

 

 

同じように上場後に暴落したケースでは、ICOではないのですが、ハードフォークで分裂したライトコインキャッシュがあげられます。

 

この時はライトコイン創始者のチャーリーリー氏が最初から詐欺的なコインだと警告していました。

 

このようにICOは、株式で言えば上場前の時点で未上場株を分けてもらえるようなメリットがある反面、ババをつかまされる可能性があります。

 

この点はリターンが大きい分、リスクも大きいということで自己責任で望むしかないでしょう。

 


なお、スピンドルのケースは現在、当局が捜査に入っているようです。

 

やがてはTVでニュースとして報道されるかもしれません。


成功した日本発ICO~QASH(LIQUID)は最高額を出す


反対に、大きく成功したICOの話題です。

 

QASHは、日本の大手仮想通貨取引所であるQUOINEXを運営しているQuoine(コイン)社が2017年に発行したトークンです。

 


QASHは、2017年11月6日から11月9日までに行われたICOで発行されました。

 

仮想通貨取引所によるICOとして大きな注目を集め、開始からわずか1日で70億円を調達し、最終的には日本発のICOとしては、当時最高額となる約124億円を集めました。

 


QASHは、LIQUID(リキッド)プラットフォーム上で支払いや送金に使われるトークンです。

 

LIQUIDが目指しているのは、世界中で流通するあらゆる仮想通貨同士を取引可能なプラットフォームです。

 

取引量が少ない仮想通貨は流動性が低いという問題がありますが、LIQUIDによってその問題が解決されることを期待されています。

 


現状は仮想通貨取引は、取引所ごとにユーザーから出される売り手と買い手の注文を表示しているオーダーブック(板)で管理されています。

 

LIQUIDが備えるワールドブックとは、取引所ごとに別れてしまっているオーダーブックを一元管理する仕組みのことで、これによって世界中の仮想通貨の流動性が上がると期待されています。

 


LIQUIDには3つの技術が搭載されています。

 

スマート・オーダー・ルーティン
ワールドオーダーブック上に集められた売り買いの注文を、取引所の垣根を越えて売買できるようにする仕組み

 

マッチングエンジン
取引注文同士を素早く仲介・約定させる仕組みです

 

クロスカレンシー換算エンジン
法定通過・仮想通貨の換算を自動かつ瞬間に行う機能です。

 


LIQUIDは現在、値開最大手の取引所バイナンスと提携しています。

 

LIQUIDのプラットフォームは、現在バラバラの取引所ベースでの取引を、取引所との提携という形でまとめあげて、世界中をひとつの取引所のような形にすることを目指しています。

 

このようなシステムは有力な企業の寡占状態になりやすいので、やがてLIQUIDはネットの世界で言えばgoogleのような存在になる可能性があります。

 

現在は価格も下がっていますが、前途は極めて有望なコインということができるでしょう。