『チャプター27』 2007年・カナダ


監督*JPシェーファー

出演*ジャレッド・レトー リンジー・ローハン



重い映画も観たかったのでレンタル。



1980年12月6日。

ニューヨークにやってきたマーク・デイヴィッド・チャップマン。

ジョン・レノンのファンである彼は、

ジョン・レノンが住むダコタハウスへ向かう。


「サインを貰うんだ、絶対に」

そう口にする彼の本当の目的はジョン・レノン殺害。

新作のレコードと『ライ麦畑でつかまえて』を持ち、

チャップマンはジョン・レノンを待ち続ける。


そして3日目の12月8日の朝、

「今日が実行の日だ」と確信する・・・・・。




実話だけに静かな迫力がありました。

実際にチャップマンに取材をした本が

もとになっているそうです。


チャップマンはいつも『ライ麦畑でつかまえて』

を読んでいました。

この本が自分の中にしみ込んでいると。


『ライ麦畑でつかまえて』を読んでないので

チャップマンがどう影響を受けたのかが

わかんないんですが・・・。


大ファンなのに、大好きなのに、

何故殺したくなるのか?


「死んだら僕だけのもの」


そんなことありえないし。



音楽だけを愛することができなかったんだろう。


影響力の大きな人だから、

発言のひとつひとつが気になりはじめてしまったんだろう。


だから自分の描く人物像と少しでも離れていくと

「裏切り者、偽善者」

なんて考えが浮かんでくるんだろう。



好きになりすぎた難しいファン心理なのかな。



実際にジョンに会って、サインを貰って、

言葉を交わした時の嬉しさと興奮。


その後のジョンを殺すか、

そんなことは止めて家に帰ってしまうか、

その葛藤と緊迫感がすごかった。


リアルでした。


とりあえず感想など。



ジョン・レノンやビートルズのファンではないんですが、

知ってる曲は数多くある。

いつのまにか耳に入って頭に残る。

この先もずっと愛されていく音楽なんでしょう。



この映画を手に取ったのは、

THE HEART の『チャップマン』という曲の影響かも。

ジョン・レノンを殺した人の名前を知ったのもこの曲からでした。



久々に『チャップマン』を聴きたくなりました。




フィルム