『砂漠のびっくり草紙』 The Barrett (ザ・バレット)


とりあえず感想など。


結構昔のバンドなんですが、今でも大好きで聴いています。

活動期間もそんない長くはなくて、

メジャーではアルバム3枚しか出してなかったはずです。


これは3枚目のアルバム。

3枚とも好きなんですが、これが1番好きかも。



何が好きって、声ですよ!!

ボーカルの外丸健児さんの声がめちゃくちゃ好きなんですラブラブ

日本で1番好きな歌声です。

間違いなく、私の中ではナンバーワンです。

ホントにいい声してます。

ちょっと擦れ気味なとこもあったりするハスキーな声。

かなりツボ。



曲はカッコイイんですよ。

ロックな感じですが、ブルースっぽい感じもあり。

あぁ、うまく表現できない・・・。

私の好みなんですが(笑)


歌詞はかなり日本的。

がっつり日本語です。

歌詞カードも縦書きだったりします。

日本語キレイに扱った歌詞がかける人は好き。

ものすごく印象に残る歌詞があったりする。


このアルバムの1曲で「もう一度」という曲があるんですが、

歌詞が印象的で・・・暗記してしまうほど聴いてました。


載せてしまえ。



『もう一度』


全てを照らしだす陽に満ち足りぬ思いを隠し

引き攣れた顔で哂って幸せそうさ

それでも首を擡げる逆しまな気持ち抑えて

頑なに言い聞かせてた 昔は捨てな

遠目に視える窓に時折君を見かけると

矢張過去を引擦り思いを馳せる

今迄築いた地位をすっかり切り崩してでも

晴耕雨読の日々に惜別しようか もう一度


蘇る二人の日々よ 帰る道に降り注げ


愛しい君は捨てきれない もう傍を離れないで

誰にも気付かれないように夜風に漂っていたい


持て余す幻燈を弄ぶうちに何故か

詩劇は体の隅に淀んできたけど

放り投げた現実を諦めきれと念じたら

懐かしい繰り返しと退屈には戻れなくなる もう二度と


振り返る肩越しに耳に残る呼び声が


愛しい今も捨てきれない どんなに顔を背けても

人擦れした歌の木霊が静かに夜を包み込む

愛しい君も捨てきれない もう抱けはしないけれど

一つだけ叶うものならば記憶を霞ませないで




こんな歌詞です。

特に最後の一行が、なんか好きっていうか、そうだなぁって思って。

忘れたくないことも、時間が経つと、記憶が薄れていったりするし。

鮮やかに覚えていたくても、時間がそれを霞ませていく。

時の流れは、ときに残酷なものなんだと・・・。




バレットは解散してしまいましたが、

外丸健児さんは今も音楽活動をしているので、嬉しいです。

この歌声はいつまでも聴いていたいんです。



他のアルバム紹介も。

1st 『PAPER BACKS TOWER』 1990年

2nd 『はにかみ航海記』 1991年

3rd 『砂漠のびっくり草紙』 1992年


残念なことにもう売ってないです・・・。

しかし、こんなに前だったとは。

私にとっては今聴いても古さは感じません。

ずっと好きでいられる音楽です。




f*ハート