こんにちは。

 

ヤマダです。

 

今回は、僕がレバレッジ型投資信託を買った顛末について話をしていきます。

 

まず、レバレッジ型の投資信託とは何かについて説明します。投資信託の多くは、TOPIXやS&P500といった、特定の株価指数に連動するように作られています。TOPIXに連動する投資信託だと、TOPIXが1%上がったら、その投資信託も1%上がるといった具合です。

 

レバレッジ型投資信託は、株価指数の何倍かの値動きをするように作られています。例えば、TOPIXに連動し、2倍の値動きをするようなレバレッジ型投資信託だと、TOPIXが1%の値上がりをすると、その投資信託は2%の値上がりをするように作られます。2倍の値動きをする投資信託だと、TOPIXが1%値下がりすると、2%値下がりします。

 

レバレッジ型投資信託はいくつもの種類があり、どの株価指数と連動させるか選ぶことができます。僕が口座を持っているSBI証券だと、アメリカの株価指数のS&P500、ナスダック、ダウ・ジョーンズ工業株価指数、インドの株価指数のニフティなどが選べます。日本の株価指数に連動しているレバレッジ型の投資信託もあります。

 

レバレッジ型の投資信託は、値動きが大きい上に、思ったような成果をなかなか出せない傾向にあります。そのため、金融庁はレバレッジ型はあくまで短期的に利益を出すためのものであり、投資の初心者が長期戦のために買うものではないと注意をしています

 

僕は、金融庁が注意していますが、本当に利益にならないのか確かめたくて、レバレッジ型の投資信託を数千円ほど買いました。また、「金融庁は注意してるけど、あわよくば含み益が結構出るかも…」という、よこしまな思いも結構ありました。

 

僕が選んだレバレッジ型の投資信託は、大和-NASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)です。アメリカのナスダックの3倍の値動きをする投資信託で、株価が下落局面にあるときは、調整を加えて下がり幅を小さくすると説明にはありました。

 

大和-NASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)を買って3ヶ月ほどになりますが、結果はマイナス11.41%です。もともと買っていた金額が小さかったので、損をした金額はわずかですが、仮に100万円分買っていた場合、約11万円の損失になります。

 

何年か前は、他のレバレッジ型の投資信託もかってみてしばらく様子を見ていました。他の普通の投資信託の価格が上がっていても、レバレッジ型の投資信託の値動きは鳴かず飛ばずでした。本当に、レバレッジ型の投資信託は長期投資には向かないです。

 

レバレッジ型に大きな夢を見ずに、コツコツ、淡々と投資を続けていきましょう。