日本の常識はミャンマーの非常識!? | CBX1000 & Ninja250 カスタム日記

日本の常識はミャンマーの非常識!?

Officeの固定電話が突然使用不可になった。

どうやら外部の引込み線の断線が原因らしい。
電話会社の工事部に修理を依頼すると、
「ケーブルも工事代も有料だョ。」 との回答。
断線しやすいケーブルを使用しているのも問題だが、
屋外の配線の修理が有料ってのも大問題です!。

修理依頼から直ぐに修理に来てくれたのは助かったが、
ケーブルが1m:250ks, 80m使用して 20,000ks。
工事費が6,000ksの請求。
仕方なく、掛かった費用は全額お支払いしたのだが ・・・。

その裏事情を聞いてビックリ玉手箱!?。

そもそも ケーブルは電話会社にて無料支給。
工事部の人間が会社に対してケーブル使用量の報告のみ。
当然、取り替え費用も発生せず、
工事部の人間は電話会社から給料を貰うサラリーマン。

・・・ にも関わらず現場では請求が発生する???。

そうなのです、
工事の人間は会社からの給料だけでは納得出来ず、
会社から持ち出したケーブルを会社に内緒で客に売りつけ、
工事手数料まで客から巻き上げて私腹を肥やしているのです。

当然、ケーブル代金や工事手数料をはねつける事は可能です。
勿論、工事依頼をすれば、全て無料でやってくれます。

いつかは ・・・。

そう、いつかは ・・・ なんです。
それが、半年後か?、1年後か? は分かりません。
無料で工事をやってくれる暇な工事部の人間がいたら ・・・ の話です。

これは、ミャンマーの都市伝説ではありません。
公然の秘密なんです。
恐ろしい事に ・・・。

ここミャンマーでは地獄の沙汰も金次第ばりに、
金さえ払えば融通が利く事が多々あります。
役所関係は右へ倣えでその手の人間が多いのが
軍事政権の名残りなのでしょうか???。

こういう悪習(実際には、犯罪です!)を
認めてはならないと解っていても、
電話が通じない事にはどうしようもないので、
ついついお金を払ってしまいます。

アンダー・テーブルを完全に排除する為には、
新たな法律での規制と徹底した取り締まりが必要でしょう。
ミャンマーの人々の意識改革を進めないと
本当の民主化は程遠いものになってしまいます。