ミャンマーでの両替 Vol:Ⅰ | CBX1000 & Ninja250 カスタム日記

ミャンマーでの両替 Vol:Ⅰ

ミャンマーにいて、
絶対に必要となるのが、$からksへの両替。

ヤンゴンでは、
そこかしこで “money change” の看板やネオンサインを
掲げているお店を見かける。

両替に関しては、
日本で売られている ガイドブックに書かれてる内容や
インターネットで紹介されている内容は、
間違いではないが、事実でもない。

基本、日本からドルを持ち込んで、
ドルからチャットに交換するのだが、
情報の多くは “高額なドル紙幣のみ” となっている。

そもそもそれが間違いで、“1ドル札” でも両替は可能。
でも面白い事に、銀行で両替すると
“1ドル札” と “100ドル札” の両替のレートが違うのだ。

“100ドル札” の方が高レートになっている。
それも、悔しいくらいの結構な違いが有るから要注意。

町場の両替商は、“1ドル札” と “100ドル札” の区別なく、
同レートでの両替に応じてくれるから安心して欲しい。
そして、多くの両替商のレートは
公式レートを基準として高く設定されている事が多い。
両替=銀行が安心 ・・・ と、ミャンマーで考えるのは早漏。
いや、早計だ。
レートは低いし(公式レートを基準として)、
早く閉まるし、使い勝手が悪い。
町場の両替商でも信用が第一なので、悪さはしない。
・・・ と思う。(笑!)

また、“ピン札” しか交換に応じてくれない事にも要注意。
普段から、お金をぞんざいに扱う輩は、
ミャンマーでは泣きを見る事になる。

また、数は多くないみたいだが、
日本円からミャンマー・チャットに両替してくれるお店もある。
その場合は勿論、紙幣のみ。
(10,000/5,000/1,000円札がOK)
コインは両替してくれません。
これは万国共通ですネッ!。
でも、ミャンマーの銀行では、
日本円の両替はしてくれません。(笑!)

銀行でも町場の両替商の窓口でも、
ミャンマー・チャットを渡される前に
必ず、見える所で “マネー・カウンター” にて枚数を数えてくれる。
同じ札束を2度・3度機械で数えてくれるので、
枚数を間違える事はまず無い。

だが、任せっきりもダメ!。
数えている最中に怠ってはならないのが、
お札の “色” の確認。
ミャンマー・チャットは、全ての札の大きさが一緒なので、
高額紙幣の中に低額紙幣を混ぜる輩もいる。
現に一度、
5,000ksの束の中に 500ks札が一枚混ざっていた事がある。

“マネー・カウンター” は、物凄い勢いでお金を数えるが、
注意して見ていると色の違いは分かる。

10,000ksの場合は、青のインクを多用しているので、
他の紙幣との区別がつきやすい。
100ksと200ksの区別がつきにくいが、
両替の場で使われる紙幣では無いので全く問題無し。

問題は、前述した様に5,000ksと500ksと50ks札の場合。
5,000ksは、赤いインクのみの使用なので、
綺麗な札だとすぐに分かる。
500ksと 50ksはブラウン系。
よく見ると5,000ksとの色の違いは歴然なのだが、
ミャンマー特有?のお金の汚れで、
ごまかされる事も無きにしも非ず。

マネー・カウンターで数えている最中に目を凝らしていれば、
500ks札や 50ks札が混入している事は簡単に発見出来る。
でもこれは、両替商がわざと混入させているのではなく、
両替に持ち込んだ悪い輩が意思を持って混入させ、
それに両替商が気がつかずに
次のお客に提供してしまうのではないかと思われる。
その程度の事で、信用を失う馬鹿な両替商もいないだろう。

そんなこんなの諸事情もあって、
ミャンマーの銀行は、あまり信用されていない。
まぁ、過去には潰れた銀行も多かったらしいし ・・・。

以上、ミャンマーでの両替事情でした!?。(爆!)