ベトナムの小売業の今
ユニクロや高島屋、カプリチョーザが狙っているベトナムの小売市場が変わりつつあります。
VietNamNetの4月28日の記事から
2010年4月にインターコンチネンタルホテルの入るKUMHOアシアナセンターでは小売店のテナントをすべて閉鎖して、全てのテナントを飲食店に転向させた。小売店の売り上げは前年比で20-40%ダウンしている。
1区、3区、5区、7区、11区の大型ショッピングセンターでは週末には来店数は依然多いが、大半がウィンドウショッピングに訪れるだけで、商品を購入する客はほとんどいない。多くの高級ショッピングセンターでは売上が前年比の15-40%もダウンしている。そんな中、依然高い賃料を払っているテナントもいる。
ベトナムでは不況に入りつつあるが、依然として高額商品も買い続けるグループがある。しかいベトナムの小売店の問題はそんな顧客を満足させるだけの品ぞろえもなく、価格もシンガポール、香港などに比べて安いわけでもない。また依然として、偽物の商品も堂々と売られている。
(要約)
http://english.vietnamnet.vn/en/business/7595/high-grade-shopping-malls-now-poorly-patronized.html
今年に入り、シャネルやフェラガモなどブティックが次々とオープンしたベトナム。これは近年さまざまなレポート等で言われている経済成長と若い購買層を狙い、多くの外資小売業が参入していますが、これまでの所成功しているとは言い難い状況です。これらのブティックの品ぞろえは限られており、値段も別段安いわけでもありません。これらの購買層はもともとシンガポールや香港、マレーシアまで買い物に出かけていましたが、それらの購買層にとって地元で購入できるという事はさして魅力的ではないようです。まして海外の方がセレクションが多く安いとなれば、飛行機で2、3時間飛んで買い物をするといういままでどおりの事をすればいいだけ苦痛ではありません。またインターネットのおかげで、皆かなりブランドのコレクション、デザインには詳しくなっており国内店舗をみるめも厳しいです。
2007年急激な経済成長を遂げた際に計画された多くのショッピングセンターは今年に入り痛い目に合っています。オープンしたものの今年に入り閑古鳥が鳴いているという例はホーチミンだけでも多数あり、その上今年中に多くの大型ショッピングセンターのオープンが計画されています。今の経済状態のままだと、テナントも入らず、集客も難しいというのはかなりの確率で起こることだと思います。
日本の小売業は経済成長と若い購買層という2本の柱でベトナムを狙っていますが、タイミングと作戦を間違うと多くの小売業が今経験しているような痛い目に合う可能性も十分あります。それには日本の本社の稟議が必要な場合は先に通しておき、現場の判断とタイミングで展開できるようにしておくことが必要です。稟議に時間がかかるとタイミングを逃してしまう事は他の国外マーケットで経験済みのはずですから。。。。
VietNamNetの4月28日の記事から
2010年4月にインターコンチネンタルホテルの入るKUMHOアシアナセンターでは小売店のテナントをすべて閉鎖して、全てのテナントを飲食店に転向させた。小売店の売り上げは前年比で20-40%ダウンしている。
1区、3区、5区、7区、11区の大型ショッピングセンターでは週末には来店数は依然多いが、大半がウィンドウショッピングに訪れるだけで、商品を購入する客はほとんどいない。多くの高級ショッピングセンターでは売上が前年比の15-40%もダウンしている。そんな中、依然高い賃料を払っているテナントもいる。
ベトナムでは不況に入りつつあるが、依然として高額商品も買い続けるグループがある。しかいベトナムの小売店の問題はそんな顧客を満足させるだけの品ぞろえもなく、価格もシンガポール、香港などに比べて安いわけでもない。また依然として、偽物の商品も堂々と売られている。
(要約)
http://english.vietnamnet.vn/en/business/7595/high-grade-shopping-malls-now-poorly-patronized.html
今年に入り、シャネルやフェラガモなどブティックが次々とオープンしたベトナム。これは近年さまざまなレポート等で言われている経済成長と若い購買層を狙い、多くの外資小売業が参入していますが、これまでの所成功しているとは言い難い状況です。これらのブティックの品ぞろえは限られており、値段も別段安いわけでもありません。これらの購買層はもともとシンガポールや香港、マレーシアまで買い物に出かけていましたが、それらの購買層にとって地元で購入できるという事はさして魅力的ではないようです。まして海外の方がセレクションが多く安いとなれば、飛行機で2、3時間飛んで買い物をするといういままでどおりの事をすればいいだけ苦痛ではありません。またインターネットのおかげで、皆かなりブランドのコレクション、デザインには詳しくなっており国内店舗をみるめも厳しいです。
2007年急激な経済成長を遂げた際に計画された多くのショッピングセンターは今年に入り痛い目に合っています。オープンしたものの今年に入り閑古鳥が鳴いているという例はホーチミンだけでも多数あり、その上今年中に多くの大型ショッピングセンターのオープンが計画されています。今の経済状態のままだと、テナントも入らず、集客も難しいというのはかなりの確率で起こることだと思います。
日本の小売業は経済成長と若い購買層という2本の柱でベトナムを狙っていますが、タイミングと作戦を間違うと多くの小売業が今経験しているような痛い目に合う可能性も十分あります。それには日本の本社の稟議が必要な場合は先に通しておき、現場の判断とタイミングで展開できるようにしておくことが必要です。稟議に時間がかかるとタイミングを逃してしまう事は他の国外マーケットで経験済みのはずですから。。。。