今夜月の灯りで

デタラメなダンスをして

心も身体も全て溶けて

最後ただの線と線になる

 

天の川で僕ら水浴びをして

風邪を引いてくしゃみをして

濡れた服は三日月の角に干しておく

 

ひとつでいい

二人だけの秘密を作ろう

ひとつでいい

人に言えない最低なことしよう

 

MU-MIN 笑ってよ MU-MIN

人間はだめで 次の言葉で

僕と踊ってくれないか

背中にはアンドロメダ

 

きみのスキだった

昼間の月はきみにあげるから

かわりに紙の月を元の位置にかえした

 

君と会ってからの僕は

もっとずっと弱い生き物になった

バカにしてたポップソングの

歌詞も今なら理解できるよ

 

網膜に傷をつけて

全てがプリズムし出した

汚れた街 悲しい嘘

その全てが輝いて見えるよ

 

嘘でもいい

大丈夫だと言ってくれないか

嘘でもいい

一人じゃないと歌ってくれないか

 

MU-MIN 板付きのMU-MIN

月の正面に黒マジックで

出会えた今日の証拠を

落書きしてまおうか

 

君が嫌いだった

サヨナラは

辞書から消しておくから

僕ら永遠に会って

出会ってまた歌を歌った

 

僕ら永遠に会って

出会ってまた歌を歌った