2/7(Wed)

織田智朗×中村慎吾『Yokanise something!!』#2

@ 御茶ノ水KAKADO【東京】

 

 

イベントタイトルにもなっている「Yokanise something」とは「いい男とは...」という意味だったということを、打ち上げの場で衝撃的な告白を受けました(笑)

 

僕らそれぞれの「生き様」を歌い残せた、とても大事な夜でした。

 

織田智朗(とんちゃん)とは、昨年大阪でaoiroとしてご一緒させて頂き、その際にキラキラした眼差しで「ずっとお話伺っていて...!今日お会いすることを楽しみにしていました!」と話しかけてくれたのがとても印象的で、その日以降、SNSでaoiroのメンバーとして、うたうたいの織田智朗としても、精力的に活動している姿を見ていた中で、KAKADO店長の浜田さんから、この日の2マンのお話を頂いて即答で受け、僕自身とても楽しみにこの日を迎えました。

 

 

Opening Actの山先大生くんは、本当に21歳なのか疑ってしまうぐらいの楽曲力と落ち着きで、独自のロック魂っていうのかな。頭に、胸に、ズドーンってくる音楽をしてました!また更にパワーアップしててとてもとてもかっこよかった。本番前にリクエストした「遺書」も歌ってくれました。すごく嬉しかったなぁ。

 

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拝啓最悪な世界様

本当に最悪なあなたを

打ち倒してやりたいと思う心は

どうして消えないのですか

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なんて いい言葉の並びなんだろう。すごく背中を押されました。

 

 

とんちゃんのステージは、またaoiroとは違って、内面がずっしりと楽曲ひとつひとつに、22年間の重ねてきた人生をひとつの映画の様にスクリーンに映し出されながら、ライブを見ている様な。時折見せる切ない表情も声も、言葉の節々に時折見せる葛藤も、真っ直ぐに前だけをみて歌う一生懸命な表情も、MCで苦笑していた表情も、その一つ一つがとんちゃんで、初めての対バンだったけれど、織田智朗という一人の人間をステージを通して知れて、とても嬉しい気持ちになった。


とっても不細工でした。

 

けど、「美しい」「かっこいい」って言葉に置き換えたいぐらい不細工だった!


ありがとう。出会えてよかったぁ。

 

とんちゃんも大生くんも最高のバトンを繋げてくれ、そんな中、僕は何ができるだろう!とか最近全然思わなくて、結局今やれる事は「そりゃ僕だってぐちゃぐちゃになったりするよ?でも、結構今も今で幸せだよ!僕ら!イエーイ!!」とやっぱり唄いたかったわけで。(笑)

 

とは言いつつも、ライブ活動休止前、最後の東京ライブ。

僕なりの色んなメッセージを込めて、無我夢中で歌い尽くしました。

 

《セットリスト》

1.Is Here.

2.いいけん

3.音楽が死んでいく

4.ペチュニア

5.心臓

6.希望の唄

7.愛しなおし

8.Hello,goodbye.

9.FROM

 

Encore Session1.ガムシャラ/織田智朗×中村慎吾

Encore Session2.「証」/織田智朗×中村慎吾

 

何年振りかに歌った「希望の唄」

 

色んな感情が込み上げてきて恥ずかしながら、泣きじゃくりながら歌いました。不思議なもので、泣きたい時ほど涙は出なくて、泣きたくない時ほど涙は出てくるんですね。またひとつ自分自身を乗り越えたことを、この曲が教えてくれた様な気持ちで、あの涙の後は余韻と共に少し嬉しくもなりました。

 

でも、やっぱり最後は「イェーイ!!」でした。

 

この日のセッションも最高でした。「証」はとんちゃんが選んでくれた僕の楽曲です。歌い回しが独特で、きっと難しかっただろうに、綺麗に歌い上げてくれました。僕側の角度からしか見えない特権ですが、伸び伸びと歌うとんちゃんの横顔と笑顔を見れたことがとてもうれしかったなぁ。この日に「証」を歌えたことにすべてが込められていたなぁと思います。とんちゃん、選んでくれてありがとう。

 

いい余韻、いい声、いい言葉、いい唄、いい顔に、この日も沢山出会えました。

 

すべてに愛しかなかった夜。

 

色んな感情をもらってくれて皆本当にありがとうございました。
そして、CDも持って帰ってくれてありがとう!!

やっぱりこれ以上、言葉は見つかりません。

 

まだまだ未熟な僕ですが、また会いに来てやって下さい。
 

僕もその再会と出会いの為に、今を超える曲を書いて必ず会いにきます!
 

この日の会場の御茶ノ水KAKADOも13周年ということで、お祝いも兼ねて←

とんちゃんは朝一での北海道移動の中、始発まで中野で飲み明かしたぼくら。

 

これまた「イエーーーーイ!!」で、テンション上がりすぎて途中で寝落ちしちゃいました。(とんちゃん、浜田さんごめんなさい!笑)

 

次の日もライブだった中、こうして朝まで打ち上げまで付き合ってくれる大事な仲間が東京にも居てくれることが、出会いが、これまたとてもうれしく、幸せな気持ちでいっぱいになった。

 

帰り道、なんだか寂しくなって、コンビニで発泡酒を買って余韻を噛みしめる様に、じっくり時間をかけて飲んだ。

 

 

すべてにおいて、とてもいい夜だった。

 

すべてにおいて、ほんとにいい夜だった。

 

 

全部 笑い話になる様に。

 

「挫折」「後悔」に自信が持てる様に。

 

ぼくらが、ぼくらである為に。

 

その度、その度に、確認し合う様に。

 

また、歩き出します。

 

出会いなおしを楽しみに、おれ がんばります。

 

出会ってくれて、ありがとう。

 

また会いましょう!

 

 

希望の唄

 

「このままどこか遠くへ消えてしまおう」かと

考える癖がついてしまった

 

本当の自分を守る為 数えきれない嘘を吐いた

矛盾だらけの現状 嫌気がさす

 

何かに付けて 言い訳を探す

こんなはずじゃなかったはずなのにな

 

がんばれ がんばれ

上を向いては泣くなよ 前を見て泣くのだ

 

夢を追う為に来た この街の景色に

あの頃描いた 未来と擦りもしない

 

「あの頃はよかったな」と

君と飲む酒程不味い酒はないよなぁ

 

がんばれ がんばれ

嘘は付くなよ 自分には「今に見てろ」と

 

泣きじゃくりながら 歩く夜道

照し付ける 街灯を睨み付けて

やってこれたじゃないか

やっていくだけだよ

そうだな...うん、そうだろ

 

がんばれ がんばれ

焦らないでいい 急いでゆけ

「今に見てろ」と

 

がんばれ がんばれ

上を向いては泣くなよ

前を見て泣くのだ

前を見て泣くのだ

 

中村慎吾OFFICIAL WEB SITE

http://sncbstobe.wixsite.com/nshingo