月灯りが街を照らす

僕はそっと目を閉じる


深夜バス揺られながら
浮かんでくる 君の顔



二人で語り明かした
「いつか二人で暮らそう」

あの頃描いてた夢
今でも覚えてる



出口の見えない

悩みを抱えて


貴方に関係ないから

迷惑かけたくないから



君の弱いとこ
もっと教えてよ


いつもの笑顔が少し曇る






暗闇を照らすあの月は

満ち足り欠けたりする



いつだって八方美人で疲れたんだろ?

分からないだろ?

何が本当か





君の弱いとこ
少しだけ 分かったよ


似たもの同士だ

理由なんていらない


裸のままで



貴方のままで





気の向くままに



思いのままに



裸のままで




そんな僕等に月は微笑む