今日は英語の授業の宿題がいろいろあるので、小ネタでしのごうと思います。といっても、私の興奮度はMAXです(笑)

 ニュースでもご存じかもしれませんが、今年はロック界の大御所、ローリング・ストーンズの結成50周年のアニバーサリー・イヤーです。記念の写真集やドキュメンタリー映画、50年間の代表的なシングル50曲を集めたベスト盤「GRRR!」などの発表にとどまらず、「今年はしない」と言っていた記念コンサートも11月25日(日)と29日(木)にロンドンで、12月13日(木)と15日(土)に米国ニューヨーク郊外のニューアークで開かれることになりました。

 公式ホームページはこちらです。
http://www.rollingstones.com/home/

 会見翌日の「デイリー・テレグラフ」が1面で報じるなどし、VIP席が£1140(日本円で約15万円!)もすることが話題になっています。
http://www.telegraph.co.uk/culture/music/rockandpopmusic/9610328/Rolling-Stones-London-concerts-could-set-you-back-over-1000.html

 まだまだ元気な4人ですから、これで調子に乗って、来年はツアーに出るぞ、とか言いかねませんが、半面、予告なしに最後のコンサートになる可能性も十分あります。
 加えて、ロンドン会場のO2アリーナは、大きめとはいえアリーナですので、がんばっても収容人数は2万人といわれています。ロンドン2回で4万人というのは、相当なプラチナチケットといえるでしょう。

 そのプラチナチケットを、入手できたのです! 今週、アメリカン・エキスプレス会員限定の先行予約が始まり、幸いカードホルダーでしたのでネットによる獲得戦に参加、かろうじて11月29日(木)の4階席(!)を確保したのでした。
 先行予約のチケットでは、最高クラスは手数料込みで£406(それでも約5万2千円)! 最安のものでも、手数料込みで£106(約1万4千円)。当然ながら、安めの券は速攻でなくなっていて、かろうじて真ん中クラスの£246(約3万2千円)を押さえたのでした。

 すみません、完全な「大人買い」で。贅沢のそしりは甘んじて受けたいと思います。行くのにこだわったのは、イギリスにいる好機を生かしたかったのと、もう一つあります。
 6年前の2006年4月、ローリング・ストーンズがビッグバン・ツアーで来日した際、東京での来日会見を取材し、ナゴヤドームでの名古屋初公演を(東海地方だけだけど)1面でリポートしたのです。
 その時、砂かぶり席と呼ばれた約2千席が5万円、私が陣取ったS席が1万8千円でしたから、今回また跳ね上がっちゃいましたね。もう一流オペラ公演並みです。あまりに高額でこわいので、あらゆる理由でコンサートに行けなかった場合、補償してもらえる保険にも料金を払いました。たしか£6くらいだったかな。

 それにしても、今回のニューシングル「Doom And Gloom」も、ぐいぐいドライブの効いたカッコイイ曲で、やられました! とても、70前の男が歌って演奏しているとは思えないワイルドさ。個人的には、U2の「Vertigo」を上回る衝撃でした。ライブが楽しみです。
 http://www.youtube.com/watch?v=rPFGWVKXxm0

 たった今、「よし、行くぞ!」と思われた方、ロンドン公演の一般発売は、ロンドン時間で19日(金)午前9時(日本時間=同日午後5時)から、チケットマスターなどで受け付けます。記録的な時間で売り切れると思いますが、トライしてみてください! ちなみに、最近売り出された来年のグラストンベリー(Glastonbury)のロックフェスティバルは、1時間40分で売り切れました。18万人といわれるキャパがあるとされるフェスなのですが、いや、すごいです。