月曜日。Sさん宅でコンディショニング指導でした。
Sさんの姿勢は腰椎が過度に前傾した前のめりな姿勢で、お腹を突き出して歩くのがくせ。
なので常にお腹はポッコリであることが多いのですが、この日のSさんのお腹はいつもにも増してパンパンで、かなりむくみがありました。
聞くと、「かなり飲酒した・・・。」
むくんでいるはずです・・・。
ということで、腹部のむくみ取りにターゲットを当てたケアのスタートです。
まずは下肢のケアで、足指、足の甲、かかと、足関節、大腿部、股関節とリセットコンディショニングで
体循環を改善。
続けて上肢も同様に、指、肘、肩、肩甲骨周辺の筋肉をケア。
四肢の力みが取れると体幹部位の筋緊張も和らぎ、身体が床に少し沈み込んで行くようになります。
胸、お腹念入りに摩る、圧する、などの手法でリンパの還流を改善。すると筋肉が柔らかくなり、肋骨が浮き出てくるようになります。
そうなるとアクティブコンディショニング(筋トレ)の効果アップです。
上肢、下肢の力をできるだけ抜きリラックスしながら小さく動かす。
このことを意識しながら丁寧に身体を動かしていくと、今まで使えていなかった筋肉が少しずつ動き始め無理なく自分の身体、動作が操れるようになってくるのです。
Sさんもとてもリラックスでき、気持ち良く身体が動かせたので、終わりの立ち姿勢、歩行も楽にスムーズにできるよう変化していました。
この状態を少しずつ体が覚えて、力みのない姿勢で過ごせるようになると良いですね☆