Yahoo!が、誤って「Yahoo!メール」で、
 約449万通のメール本文を消失させてしまったそうです。
 
 これに対してYahoo!は、
 「申し訳ありませんでした。
  今後こうしたことのないよう、再発防止策を徹底してまいります」
 という謝罪をしています。
 
 このメールの中には、重要なメールもあったかもしれませんが、
 それらついては「ごめんなさい」で終わりです。
 誤って消してしまったメールは、復元しようがないという訳です。
 
 原因は、Yahoo!がプログラムミスにより、
 誤って迷惑メールに振り分けたためというもの。
 
 
 一般の人たちは、コンピュータに間違いはないと思っているようですが、
 これはある意味正しく、ある意味正しくないです。

 よくプログラムミスと言うが、プログラム(=コンピュータ)というのは、
 言われたとおりのことしかできない(或いは、やらない)が、
 逆に言われたとおりのことは間違いなくやる、というものです。
 
 では、プログラムミスと言うのは何なのか?となると、これは
 『プログラムに対する、人間の指示ミス』というものなのです。
 
 だから今回の事例も、
 『迷惑メールに振り分ける際の指示を、人間がミスしたものだった』
 というのが正確なところなのでしょう。
 
 要するに、プログラム(=コンピュータ)も、結局のところ動かすのは
 人間な訳で、だからこそ、間違いも起こり得るのだ。
 ということを認識しておかないといけないということなのです。