司法書士の渡部@わたかつです。

5月ももうすぐ終わりですね。例年以上に雨が多かったように思います。
今週末も雨のようですが、私は晴れなら「潮干狩り」、雨なら「日本ダービー」
ということになりそうです(笑)。

■「新会社法ひとことブログ」no.26■

有限会社の経営者の方で、
「有限会社を残しつつ、新しい(株式)会社をつくって、
 株式会社を主体に仕事をする。有限は念のために残しておく」
という選択をされる方がお見えになるかもしれません。
(実際、私のクライアントさんの数件でお見えになりました)

有限会社を株式会社に変えると2度と戻って来れないことを心配されてのこと、
さらに会社が簡単につくれるようになったことがその理由でしょう。

そんな方は、事前に必ず取引先や役所(許認可が必要な職種)に、この方法で
よいかを問い合わせておいてください。

新しくつくった株式会社が「別の新しい会社」とみなされて、許認可が
引き継げない、有限の取引も引き継げず、最初の厳格な審査が必要などと
される場合がありますので。

なお、有限会社から株式会社に移行するというケースではその心配はいりません。