
こんにちは!エムクラフトの増岡です。今回は アルファロメオ 156GTA の修理の紹介をします。

今回は後続車に追突された勢いで前の車に追突してしまったいわゆるサンドイッチ状態での損傷です。今回はちょっと大変な作業になりそうです。

まずアルファロメオ156GTAをフレーム修正機(かたい部分を引出す機械)という機械にセットしていきます。後ろからの追突の衝撃で、ボディーが前の方に詰まってしまっているのを1mm単位で引っ張り出していきます。この作業をきっちりしとかないと後で大変になりますので、慎重に出していきます。

ボディーの寸法が出ましたら、パネルを外していきます。外れているパネルは溶接で着いていますので、専用の工具を使って剥がしていきます。車がちょっと恥ずかしがってる感じですね。きれいになる為の工程なので、しばし我慢してもらいましょう(^▽^;) 
車両をフレーム修正機から降ろして、パネルを合わせていき溶接していきます。形が車に戻ってきましたね(^∇^) フロント部分はバンパーの交換と右フェンダーの修理で終わりそうです。


修理したところを塗装ブースという塗装専用の部屋に入れて、丁寧に塗装をしていきます。


外していた部品を組み付け、きれいなアルファロメオ156GTAに戻りました。今回はボディーの寸法がくるってしまうほどの事故でした。修理費用も相手の対物保険で100%対応でした。修理金額は200万を超える事故になりましたが事故をしたとは思えないほどきれいに仕上がり、お客様も大変喜んで頂き私どももうれしい限りです。ありがとうございました。

こんにちは!エムクラフトの増岡です。毎日暑いですね!皆さんは熱中症とか大丈夫ですか?今回は アルファロメオ ブレラ の修理を紹介します。

凹んだパネルを溶着引きで引き出して、パネルを元の状態に戻していきます。

きれいなパネルの形になりましたら、最終パテと鉄板との密着を良くするためプライマーという下地塗料を塗布します。

またまた、ここでサフェーサー(最終下地処理塗料)と鉄板が密着が良くなるようにプライマーを塗布します。この作業はなかなかしている工場が少ないのでは・・・・イタリア車はこの作業をしておかないと、あとあと密着不良になり大変なことになってしまいます。大変重要な作業です。エムクラフトではこの作業を手間をおしまず何回でも鉄板がでたら繰り返し行います。

最終下地処理のサフェーサーを塗布していき、ヘコミの板金修理の完了です。

修正部分を塗装していきます。もちろん塗装ブースという塗装専用の部屋に入れて丁寧に塗装していきます。

外した部品を組み付けて作業終了です。とてもきれいでへこんでいたとは思えません。

ぶつけたとは思えないほどきれいな アルファロメオ ブレラ に戻りました。お客様も大変満足していただき喜んで頂きました。私どもエムクラフトもお客様の笑顔が見れてうれしい限りです。ありがとうございました。








