前回のブログから
3冊小説を読みました。

全部順を追って感想を書きたいんやけど
1番最近読んだ小説が
面白すぎたので
まずはこの1冊について書く。





辻村深月さんの
「かがみの孤城」について。



図書館予約本。
ようやくまわってきた。


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読み始めはスタバで。



口コミがよかったので
かなり楽しみにしてた。


しかも何より
あたし
辻村深月さんのこの手のお話
大!好物なんです*\(^o^)/*


SFなのかな?
ファンタジー色が強い
少年少女たちが主役のミステリー。


ちょっと子供っぽいかなと思われそうやけど
辻村深月さんが描く
瑞々しい少年少女たちの悩みとか…
ファンタジーなのに
ちゃんとミステリーなところとか…
色んな伏線が
巧妙に回収されてく様が…
ほんとうに面白い!!



友達が

ミステリーなのにSFとか
なんでもありやん!
推理出来へんやん!

って言ってたけど。笑

そういうのことじゃないんだよ!
推理をする感じとは確かに違うとは思うけど。
騙されたー!
とか
そういうことかー!
ってところが多々あって
推理を楽しむ感じとは少し違うけど
でもすごく面白い。

こう繋がるのか…!!
ってわかったときの
高揚感がなんとも言えない。




「冷たい校舎の時は止まる」とか
「子どもたちは夜と遊ぶ」とかと
似たような感じのお話やけど

またパワーアップしてる感じがするなあ。



しかし
この2作を読んだのも
何年前か…笑

今回「かがみの孤城」を読んで
辻村深月さんの過去作読み直そうと決めた。



文庫化してる作品は
ほぼ全部本棚にあるはず。
それ全部読んだら、
文庫化してるけど
図書館本で読んだから買ってないやつも
全部買って
文庫本コンプリートしたい。



読みたい本が多すぎて
けどそんなに読むの早い方じゃないから
なかなか読み返しって
出来てないなあ…。







「かがみの孤城」は
ネタバレになってしまうから
あんまり内容については
書けないな…


ミステリー要素以外のところで言うなら
やっぱり辻村深月さんが描く
思春期の子供たちの想いが
今(アラサーになって)読んでも
とっても心に響くってところについて
語りたい。



「かがみの孤城」は
色んな理由で学校に行ってない中学生たちが出てくる。
いじめられてる子
孤立してる子
家庭のことで病んでる子…


今気づいたけど
あたしこの手の話好きやなあ…


自分もそういう経験あるからやろうか。


共感しやすいんやな。



お話の中で主人公の女の子、こころちゃんが
こんなことを語ってた、、、
「こころがされたのはケンカでもないかわりに、いじめでもない。私がされたことはケンカでもいじめでもない、名前がつけられない〝何か〟だった。大人や他人にいじめだなんて分析や指摘をされた瞬間に悔しくて泣いてしまうような…そういう何かだ。」




この一説、めちゃくちゃ共感した。



あたしは集団シカトにあってたけど
それをいじめとは言いたくない。
いじめって
もっと強烈な感じもするし。
実際酷い目に合ってる子に比べたら
大したことないんやと思う。


けど
決して
その程度。
とは思って欲しくない。



あの出来事は
あたしにとって
あたしの人格を変えるくらいの
とっても大きな出来事やった。

今でも辛い悲しい気持ちが
ふとした瞬間にフラッシュバックするくらいの
大きな出来事やった。




けどあの時あたしが
いじめられてるというレッテルを貼られたら…
誰かにいじめられてる子って言われたら…
それこそ
プライドズタボロで
立ち直れなかったんじゃないかなと思う。




そのくらい
微妙な
不安定な
そんな気持ちが現れてる一説やと思う。



‘いじめ’という大きな出来事に巻き込まれてなくても
こういう気持ちになる子ってたくさんいると思う。
そのくらい
小学生、中学生の子たちって
繊細だと思うし

大人が思っている以上に
学校の中の人間関係って
子どもにとっては重大だと思う。


もうそんな気持ち
忘れてしまいがちだし
もっと広い世界があるんだよ
って言いたくなるけど…

学生にとっては
学校っていう世界が全てなわけだから。


わかってるはずなんやけどね。
かつて身をもって経験してたのにね。
忘れてしまいがちだなあ。

そういうの
忘れない大人になりたいね。





今回のBGMは
不思議ワールド繋がりで

パスピエ
相対性理論
ポルカドットスティングレイ
さユり
を中心に。
あとは
フレデリック
おいしくるメロンパン
サカナクション
などなど。


くせになる系なアーティストたち。



ポルカドットスティングレイとかは
今回初めてちゃんと聴いた。

こういう不思議系世界観のバンド好きやなあ。

自分が
ちょっと変わってる人が好きって
最近気づいたけど
音楽もちょっと変わってるのが好きなんかも。笑




年末の
カウントダウンジャパンの29日に行くことが決まったので
ぜひポルカドットスティングレイのライブ見たいねえ。


まあ友達が見たいやつの兼ね合いにもよるけど。


年末楽しみ!
はよ仕事収めたい〜!!

2週間くらい前かな?
尾崎世界観さんの「祐介」を読みました。


図書館本です。


尾崎世界観と言えば
バンド「クリープハイプ」のボーカル。
大好きなバンドのひとつなので
尾崎世界観さんが
小説を書いたと
なんかで見て、読もうと思った。




どんな話か全然知らずに読んだけど
なんていうか…
全く好みではなかった…笑。
まあ好みじゃなかったというだけで
面白くなかったわけではないんやけど。
すっごく
尾崎世界観っぽいなあと思った。
何知ってんねんって感じやけど。笑



クリープハイプの楽曲は
あたしはイライラしてるときに聴くことが多い。笑
「憂、燦々」とか爽やかな曲もあるけど
クリープハイプの曲はイライラしてる曲が多い気がする。
だからイライラしてるときに聴くと
イライラに寄り添ってくれる感じがする。
イライラしたときって
なんでこんな小さいことでイライラしてるんだ自分ー!
ってさらに自分にもイライラするけど笑
クリープハイプの曲聴くと
ああ小さいことにイライラしてるのは
あたしだけじゃない。
って思う。笑
わかるわかる〜って言われてるみたいな。笑


大体イライラしたときに
人に愚痴ると
聴いた人もいい気分じゃないだろうし
もし正論で返されてたら
こっちは更にイライラしてしまう。
わかるわかる〜って聞いてほしいんだけどね。
ほんとは。
けどそんな都合のいい話はないよな。
だからイライラしたときは
クリープハイプを聴こう。笑

 

話は脱線したけど
「祐介」も
イライラが詰まってる小説な感じがした。
主人公がイライラしてるのも伝わってくるし
どうしようもない感じの主人公に
こっちもイライラするみたいな。


ここまで何回イライラって書いたかな。笑


すごく
バイオレンスなシーンがあったり
性的描写もなんていうか
キレイな感じではなくて
生々しいというか。笑

あたしは小説にキレイな表現とか
癒しを求めてるところが多いから
あまり好みではなかったけど
普段読まない感じだからこそ
面白くはあった。


オチは
え!笑 終わった!笑笑
って感じやった。


この本を読み終わったときに
ちょうど「アウトデラックス」っていうテレビ番組に
尾崎世界観が出てて。


あ〜やっぱりよくイライラしてる人なんだ〜。
って思った。笑
イライラがあんなに面白い楽曲や
小説を作り出してるんだから
いいイライラの使い方してるよなあ。笑
消化の仕方がすごく生産的だわ。





何年か前に
クリープハイプのライブを見たことがある。

武道館のワンマンと
フェススイートラブシャワーで。

全然MC喋んなくて
何考えてるかよくわかんない感じが良かった。


ライブのMCって
例えば
熱いことを語ったり
愛を語ったり
面白いことを言ったりしたり…
そんな感じが多いかなと思ったけど
どれにも当てはまらない。


淡々とライブを進行して
楽曲を披露してる感じが
なかなか面白かった。
曲に集中して
盛り上がった。


そのときは
世界観さんは何を考えていたのかな〜。
またライブ行きたいなあ。

すっかり寒くなって
人肌恋しい季節。

クリスマスも近づいてる感じが
テレビやお店やらから
漂ってきている。


最近いいなと思っていて
何回かデートしてた人がいたのだけど
またもうまくいかなかった…
27歳秋。

恋愛苦手だあ…(-_-)



そんなときに読んだ
窪美澄さんの
「やめるときも、すこやかなるときも」
大人の恋愛小説。



写真撮るの忘れたな。
図書館本です。
いつもお世話になってます。



恋愛経験が少ない女性と
過去に恋人を亡くした経験のある男性のお話。
男女ともに32歳。

アラサーという風にくくれば
同世代。


主人公の女性と同じく
恋愛経験値が低いあたしは
結構入り込んでしまった。


この歳になって
恋愛経験値低いってなかなかの
コンプレックスなんだな。
こんなにコンプレックスになるなんて
思ってなかった。

大体友達に会って話すのも
恋愛のこと、結婚のことが中心になるし。
あとは仕事のことくらい。



最近ネットの記事で読んだけど
アラサー女子が
恋愛や結婚、これからのキャリアのことで悩んで
鬱になったりするらしい。

うーん。
納得。
まさしく今
恋愛や結婚のことで悩んでて
これからの身の振り方がわからなくて
でもどうしたいのかも
いまいち見えてこなくて
このままじゃダメなんじゃないかとか思って
漠然とした不安でいっぱい。


めっちゃ結婚願望があるわけでも
子供が欲しいわけでもない。
だからと言って
結婚しないという選択を堂々と選べるほど
キャリアウーマンでもない。


すべてが中途半端な気がしてならない。
そんでここに来て
友人たちの結婚報告のラッシュ。
またはずっと彼氏がいなかった子からの
彼氏が出来ました報告。

非常におめでたいことなんやけど
おめでとうという気持ちもあるけど
素直に喜べない自分が嫌だ…

悩まない方がおかしい。
てか
悩まなくちゃいけないんだと思う。



みんなが次々と人生のステージを登って行く中
1人置き去りになっている感覚。
寂しい。


作中で
主人公の女性が
こんなことを言ってた。

結婚すれば家を出られる。妹に変な劣等感を抱かなくてもすむ。処女だから、もてないから、と自分を卑下することもなくなる。結婚というカードを手にすれば、自分はもっと前向きに生きられるはずだ。そのカードを手にしたかった。じゃあ誰と?」



なんか超共感。
あたしはただこの漠然とした不安とか
劣等感を手放したいから
彼氏が欲しいのではないか。
結婚に憧れるんじゃないか。
と考えさせられるフレーズだった。






あと恋愛は人を成長させるっていうけど
なかなかちゃんとお付き合いをしてないあたしは
全然人として成長してないんじゃないかと。

容姿を磨いても
友達はたくさんいても
仕事頑張っても
実は中身が空っぽなんじゃないかと
不安になる。


確かに
1人の人と
ちゃんと向き合うことが
あたしは怖い。

自分をしっかり見られるのが
評価されるのが怖い。

ただの臆病者だなあ。






それから
この作品は
人の死についても語られてる。


主人公の男性の前で
突然交通事故で亡くなった
元カノ。


それとは対照的に
医療機関のベットで色んな人に看取られて
息を引き取った
家具職人をしている主人公男性の師匠。


どちらの死も
周りの人にとっては
とても辛いものだと思う。

突然身近な人が亡くなる衝撃も
元気だった身近な人が段々と弱っていく姿を見守るのも
比べようがないけど
どっちも辛い。


作中で主人公男性が
こんなことを言ってた。

誰かとともにいる時間は永遠には続かないということ、目の前にいる人がある日突然姿を消してしまうこと、その残酷さと無力さを僕は自分の体に刻み付けるように知っていたはずなのに。」


最近ただこなすだけの仕事をして
だらだらと過ごすことが多いあたしにとって
すごく痛い言葉だった。
思ってるより
時間はあっという間に過ぎていく。
日々を大切にしなくちゃいけないって
わかってはいるんだけど…。



何かしなくちゃとは思うのに
何をしていいかわからないし
起動力も今の自分は持ち合わせていない。
じゃあ力を蓄えて
どうすべきか考えなくちゃ。


ちゃんと自分と向き合わなくちゃと思う。
自分がどうしたいのか
きちんと考えて
行動しなくちゃと思う。






物語は
最後は幸せな方向へ向かった。
お互い切ない想いは抱えていても
支え合って生きていこうという決断を下した2人に
とっても優しい気分になった。

読了感良し!
でもこういう女性が恋愛成功しない小説とかもちょっと読みたいかも…
1人で生きる女性を主人公にした小説。
ちょっと読みたい。




さてBGMは…
切なげバンド曲。

andropや雨のパレードのバラードの曲とか。

あとあたしが使用している定額音楽配信サービスアプリのAWAで
この度スピッツが解禁になりましたー!
秋にぴったりだあ。
配信されたのは
昔リリースされたベストアルバム2枚。
いやあ懐かしい。
学生の頃聴いてたなあ…

それから
GOOD ON THE REELの曲も
たくさん増えてて

この小説にぴったりの
切なげバンド曲たちがいっぱいになった。


なかなかいい読書時間を持てた。

やっぱり音楽と小説はあたしの中では
すごく結びが強いなあ。