十五才 学校IV 2000年・日本




不登校の中学生がヒッチハイクの旅の中での出会いや経験を通して成長する様を描いたシリーズ第4弾。学校に行こうとするとなぜかお腹が痛くなり、すでに半年登校していない15歳の大介は、ある日「冒険の旅に出ます」という書き置きを残して屋久島へ向かう。気のいいトラック運転手、引きこもりの息子を持つ女性ドライバーらとの出会いを経てついに屋久島にたどりついた彼は、一人暮らしの老人の家に世話になるが・・・。

<作品情報>
〔製作〕迫本淳一、中川滋弘、深澤宏
〔監督・脚本〕山田洋次
〔脚本〕朝間義隆、平松恵美子
〔撮影〕長沼六男
〔音楽〕冨田勲
〔出演〕金井勇太、麻実れい、小林稔侍、丹波哲郎、赤井英和、秋野暢子 ほか


これは見れて自分としては嬉しかった

そう、嬉しかったのだ。


不登校で閉じこもる

しかし夢があった。

飛び出した。

そこには見たことも 聞いたことも 体験した事もない出来事があった


見知らぬ人にたのみごとをする

見知らぬ人と知り合いになる

見知らぬ人のお世話になる

見知らぬ人のお世話をする

生死を彷徨う

他人の言葉を重く受け止め 

だいの大人に「ハッ」とさせるような言葉を心になげうつ


・・・・

「あんただっておしめしてたんだろう!?おじいさんはおしっこを漏らしたとき泣いたんだよ。恥ずかしいって」

「なのにあんたはあんな大きな声で、他人の前で臭いって」

「おしめ取り替えてもらって、抱っこしてもらって大きくなったんだろう」


・・・みたいな事をおじいさんの世話をしてくれた15歳の子供に 地方から駆けつけた実の子供(オヤジ)にこんな言葉を投げかけていた


そうなんだよ

誰だって漏らしたくなんかないさ

でも、もれてしまうんだよ。だって緩んでしまったんだもん。

もう機能が衰えているんだもの。障害があるんだもの。

自分ではどうにもならないこと。

恥ずかしい事さ。

自分ならどうなのさ。


そう。


自分なら・・・

別におしめのことだけじゃない

他の事だってそう。自分がそういわれたら、自分がそうされたら。。。どう?


そうやって自分の行動見つめなおして一日一日生きてゆかなきゃならないのにさ


どうしてこう忘れちゃうんだろうな。


今日は素敵な映画に出会えた。ありがとう。