『幸せへ導く仕事』の仕組みを、心理学者の意見を参考に考えてみた。 | Compass - 起業・経営と、哲学的人生観の思考法 -

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起業・経営の基本と発展的要素、哲学から見た人生観や思考法を、気ままに書いていきます。

 
さて、昨日はエリクソンという心理学者が説いた、
自己同一性と言うものについてお話をし、
マネジメントにおける重要な考え方をご紹介しました。

コチラの記事ですね。


この記事の後半にも書いていたのですが、
エリクソンは自己同一性という概念の他に、
自我同一性という概念も説いていた人物なので、
その自我同一性についてもご紹介したいと思います。


この2つの概念が理解できると、

1:何故、社会的に認められ、裕福になるだけでは、
  幸せになれないのか?

2:何故、たくさんの勉学を積み、知識を身に着けても、
  「なぜ、誰も理解してくれないんだ」といって、
  幸せになれないのか?

こういった事が、前よりも明確になるかと思います。


まぁ“いろいろと人生に迷いがある方”や、
“上手く行っているが何故か安心できない”という方は、
それを解決する為の、糸口としても使って頂けるかと思います。



では、行きましょう!



まず、昨日お話した自己同一性について、
定義の分部だけを簡単におさらいします。

この自己同一性は、
①「私は何者であるのかをめぐる、私自身での概念」、
つまり、“自分が自分の事をどう思っているか?”という、
【個人的同一性】と、


②「私は何者であるかと、社会及び、他者がどう考えているかを、
私がどう想定する、私についての概念」、
つまり、“他人が自分の事をどうおもっているか?”という、
【社会的同一性】が一致するところに、

“【自己同一性】”が確立される。

というお話をしました。




思い出して頂けましたか?




では、“【自我同一性】”と言うのは、
一体何かというと、

「私は、他の誰とも違う自分自身であり、
私は1人しかいない」という、
【独自性】の感覚と、

「今までの私も、これからの私も、
ずっと私であり続ける」という、
【一貫性】の感覚からなるもので、

この2つから生まれる、
“安定感・安心感・自信”を、

“【自我同一性】”と言ったんですね。



つまり、これを仕事で例えるなら、
「この仕事は私にしか出来ない」という、
仕事に対する【独自性】の感覚と、

「この仕事をずっと続けて行くんだ。
 そして、それが出来るのだ。」という、
【一貫性】の感覚がそろった時に、

“【自我同一性】”が生まれる

という事になるのです。



こう考えると、人生には、
この【自己同一性】と【自我同一性】の、
どちらも必要である事が分かります。



例えば、自分も自分の事を優秀だと思っていて、
他人も優秀だと認めている状態になったとすれば、
【自己同一性】を確立し、裕福になれるでしょう。

しかし、それが、
「本当は誰でも出来る事だ」という意識や、
「こんな事は続けられない」という意識、
「もっと上に行かなければ」といった意識があれば、

【自我同一性】が確立できていない状態となり、
精神的な“安定感・安心感・自信”は無く、
幸せにはなれないでしょう。



逆に、「自分は誰も出来ない事が出来る」、
「ここまで来れば、それは一生変わらない」という意識があり、
【自我同一性】を確立出来ていたとしましょう。

しかし、自分は自分の事を優秀だと思っていても、
それを社会が認めなかったとすれば、

【自己同一性】が阻害されている事になり、
精神的な“安定感・安心感・自信”は無く、
幸せにはなれないでしょう。



つまり、

“自分がやりたくない仕事”や、“悪いと分かっている仕事”、
“続けるのに不安がある仕事”をやっている限りは、
【自我同一性】が確立できず、幸せになれない。

お金があっても幸せでない人は、
こういった仕事を無理やり正当化してやっているから、
真に【自我同一性】が確立できず、幸せになれないんですね。


さらに、

努力をして、素晴らしい知識や技術を身に着け、
自分に自信が持てたとしても、
その価値を社会に上手く提供出来なければ、
【自己同一性】が獲得できず、幸せになれない。

素晴らしい技術を持った画家や職人さんは、
こういったタイプが多いかもしれないです。



こういった事になるのかと思います。



だから、


①論理的観点からやりたくない事や、悪い事はしない事。

②独りよがりではなくて、ちゃんと皆に価値を届ける事。


この両方をきちんと行う事が、
仕事や人生には必要な訳ですね。


この理屈がわかっていない人が多いので、
「お金を稼げて、法に触れなければ何でもいい。」
と考えて、人生の哲学や倫理観を無視してしまったり、

「とにかく、本物を作り上げる事が美学だ。」
と考えて、マーケティングをサボってしまって

結果、おかしな人生になってしまうんですね。


僕は、「これを出来るだけ防ぎたいなぁ~」と思ったので、
哲学や倫理、そして、マーケティングについて書いていく、
このブログを立ち上げたという訳です。


今回、お話したのは、
エリクソンが唱えた2つの概念だけです。


まだまだ、哲学や倫理学で言えば、

古代ギリシャのソクラテス、プラトン、アリストテレス etc...

近代哲学のデカルト、スピノザ、ベーコン、パスカル、

キルケゴール、カント、ニーチェ、ハイデッカー etc..

中国の孔子、荀子、孟子、荘子、老子、朱子、陽明学、 etc...

インドの哲学、東洋の哲学 etc...


まぁとにかくいっぱいあります。笑



それを、人生を正しく生きる為の考え方として、

また、ビジネスや仕事を上手く運ばせるための、
実践的なノウハウとして、

しっかりとご紹介して行きたいと思います。


なので、面白そうだなぁと思って頂けたら、
是非、読者登録をお願いします。



あと、今日お話した内容について、コメントで感想やご意見を頂けると、
ブログの書き甲斐にもなって、とても嬉しいなぁと思います。

是非、よろしくお願いします。


では、今日はこの辺で。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!


PS:
最近、東洋経済のインタビュー記事で、
絶対的なマインドを学べる良い記事を見つけました。

この記事です。
東大主席→官僚→弁護士!最強のエリート美女

で、興味が湧いたので、
早速、この方の本を買って読んでみました。

1397020396422.jpg

【タイトル:天才とは、努力を続けられる人の事であり、
それには方法論がある。】

内容的に、努力の方法論も学べますが、

「エリートってこういう精神性なんだなぁ~。
そりゃ成功するわ~。」

とマインド面の勉強をするのに、すごく役立つ印象でした。

屁理屈なしの、絶対的成功マインド的な。笑

大衆向けの、とっても簡単な本ですが、
他の人には絶対書けない内容なので、
かなりオススメですよ。


PS2:
FacebookやTwitterもはじめました。

・綾垣佑哉
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