おっととと・・。
いつの間にやらもう月末・・。
早いですね~。
最近の暑さにやられてちょっとバテ気味ですが、がんばってまいりましょう~!
<HONDA SHUTTLE>
・ボディコーティング
以前からご利用いただいているお客様から、お乗り換えでご用命いただきました。
新車登録から半年ほど経過の新古車をご購入でしたので、きっちりコーティング前の下地作りを行っていきます。
ボンネット クレンジング洗浄
シャンプー洗車だけでは落とせない微細な汚れを分解除去していきます。画像では表面に固着した鉄粉に液剤が反応しています。
ただこの液剤ですべての鉄粉や固着した異物を除去出来るわけではありませんので、この後に異物除去パッドや異物除去用粘土などを使用して塗装表面に何の異物のないツルツルボディに。
そして、その後にもう1種類のケミカルを使用してクレンジング洗浄し、可能な限りスッピンの塗装に。
洗いの作業もきっちりやると奥が深いんですよ~。
今回、洗浄作業だけで丸1日。。
ウチの作業ペースでは珍しくないですが、一日に何台も仕上げる簡易施工店さんなどでは考えられないでしょうね

マスキングして、翌日やっと磨き作業開始~!
側面ドアパネル 磨き作業前


ヘアーライン傷の確認しずらいパールホワイトですが、スポット照明の当て方によってはリアルに塗装面の状態を確認することが出来ます。
これを気にするかしないかはオーナー様次第ですけども、作業する側としては塗装表面の状態が見えないと正確な磨きも出来ませんので、あえて傷を炙り出すかのようにして確認おります。
実際のところ、この程度の微細なダメージは淡色系のボディカラーなら、よほどの変態目でない限り屋外ではまず気にならないレベルだと思います。
作業前にオーナー様と、この塗装状態を確認しながら作業レベルの打ち合わせをさせていただき、スタンダードポリッシュにてご依頼いただいております。
スタンダードポリッシュ後


深めの線傷は残していますが、浅いヘアライン傷を除去しながら表面を整えることで、かなりのグロスアップ効果もあります。

施工前に比べてワンランクアップしたパールホワイトに変身です♪
コツコツとしたボディ全体の磨き作業にこれまた丸一日~。
(同業者さんにも「時間掛けすぎ~」と、よく笑われますが気にしない~気にしない~)
そして、、磨いたボディは使用したコンパウンドの成分や研磨粉だらけですので、もういちど純水シャンプー洗車~徹底的にエアーブローで水分除去。
そして一定の乾燥時間を置いて、ようやくコーティング施工です。
当店で使用するコート剤は、1パネル毎に確実にレベリングさせながら仕上げていくシビアな施工方法のものですので、このボディサイズでだいたい5~6時間掛けてコーティング施工しております。
WAXみたいにサァーっと塗ってサァーっと拭き取り~的なものではないんですよ。
細部までキッチリ施工いたします。
ルーフモール

材質に合わせたコート剤を使用しております。
フロントグリル

メッキ部分も含めて、細部まで確実に仕上げております。
画像撮り忘れですが、ドアの開口部や各樹脂パーツなど・・、手をかけない部分はほぼ無いといっていいほどの最終仕上げに約半日あまり。。
ちなみに、ウィンドウガラスはオーナー様自らの手で施工済でしたので、撥水の補正のみ軽く行わせていただきました。

ようやく完成です♪


前の車がソリッドブラックでしたので、それに比べると淡色車は少しインパクトに欠けますが、逆にあまり神経質になり過ぎずに済むというメリットもありますww
前のお車で修行のような丁寧なお手入れをされていたオーナー様ですので、きっと今回もキレイに乗り続けられることでしょう~

また、何なりとご相談くださいませ。
お引き取り時には、元気の出る差し入れまでいただき恐縮です。
F様ご夫妻、この度のご用命まことにありがとうございました。
ただいまの作業ご予約は、7月中旬以降で承っております。たくさんのお問い合わせをいただいておりますが、どの作業も『一台入魂』でわたくし1人だけの手でコツコツ丁寧に仕上げさせていただいておりますので、どうぞご了承くださいませ。