今週の奈良は気持ちいい晴天が続いてます

この週末は関西地方も猛暑日になるみたいで、いい汗かきそうですね~

黄砂の飛来もちょっと落ち着いたようですけど、今年はけっこう酷かったですね。
いつも言いますけど、コーティングしてても、この時期はダメージが残りやすく傷みやすい時期ですので、マメなお手入れ必須でございます。
「最強コーティング!」とか「世界初!」、さらには「宇宙初!」なんて感じの謳い文句のネット広告とかも目にしますが、個人的には正直「はい???」って感じです。
お客様に過度な期待とコーティングに対する間違った知識を植えつけてしまうような文言をホームページやブログで一生懸命アピールされている同業者さんもいらっしゃいますが、その方は自分の施工しているコーティングにホントにそんな効果があると信じておられるのでしょうか?車の塗装の上に乗せる薄膜にそこまでスゴイ機能を持たせることが本当に出来るとお思いなのでしょうか?
それとも、、「言ったもん勝ち!」みたいな!?
冷静に車の塗装に対する知識を持っていれば、なんかそのアピール内容のつじつまが最終的に合わないことに気づくはずなんですけどね・・。
他店さんのことなんかほっといたらエエやん~と言われそうですが、あまりにもよくそういった内容の文章を目にするので、間違った知識で洗脳されてしまうエンドユーザーさんを一人でも少なくなればと思いあえて書いてみました。
ちなみに、以前化学に長ける知人にこういったコーティング過大アピールのことを詳しく話して、そういった内容のネットを見せたら、
「こんなん化学の常識的にありえへんな。。仮にホンマにその効果が出せたとしたら世界的に化学の賞もらえるで!逆に下手したら○○まがいの○○で○○問題になるで!」と言っておりました。。
どんなに優れた性能を謳うコーティングであっても、車の塗装の性能を超えることは出来ないと思います。
塗装表面の分子高密度化や塗装質の若干の改善、防汚性能の向上、汚れの落としやすさなどの補助的な役割をさせることはできますが、あたかも「このコーティングで汚れも傷も付きません!どんな外的要因からもガッチリガード!」みたいな効果は、どんな高額なコーティングでもありえないかと・・。
「ウチのコーティングは○○Hの硬さがあるから大丈夫!」
「○○ミクロンの厚みがある被膜だから安心!」
まともにそれを信じている施工者は外側がチョコレートの膜で覆われたアイスクリームでも食べて考えてみてくださいね・・・・・・。
車の塗装質は、各メーカー・各車種設定のボディカラーによって様々です。
ましてや、その車を取り巻く環境もそのオーナーさんによって様々、千差万別です。
それらの条件を考慮しながら、オーナー様のご要望などもお聞きした上で、一番最適なコーティング施工させていただくことが重要だとウチは考えております。
どんなダメージも受けない完全無敵なコーティングが存在すればいいのですが、それは今後この先も不可能でしょうね。
ウチに初めてご相談に来られるお客様には、事細かく各コート剤のメリットやデメリットなども、包み隠さずにお話させていただいております。各コート剤の詳細を記載したメーカーリーフレットなどもご用意しておりますが、いつもお客様には申し上げます・・
「こういうのは、いいことしか書いてませんから、参考程度に見てくださいね」
と。
別にウチで取り扱ってるコート剤が三流品というわけじゃありませんので(笑)
あんなリーフレットだけを見比べてたら、どれもスゴイものに思えて、正しいコーティング選びが出来ませんので。
ウチは、どんなコーティングであっても日頃の正しいお手入れと定期的なプロメンテナンスを継続していただいてこそ、最大限に性能が活き続けて美観維持できるものだとお客様にお伝えしております。
それ以前に、自分の車に愛着があって大事にされていることが、大前提ですけどね。。
だから、このブログでも
○○コーティング(コーティングの名称)を施工しました!
みたいなご紹介は控えさせていただいております。
どんなコーティング施工でも、下処理から仕上げまで妥協せずにその車の状態に見合った作業をきっちり施してあげれば、絶対に光り輝くはずですので。
そのコート剤を塗ったからピカピカになったんじゃなくて、丹念な下処理作業~的確な磨き~丁寧なコーティング施工~細部に至るまで確実な仕上げ作業、このすべての作業があってこその本物のコーティング施工だと思います。
こんな話をよくウチのお客さんとしてますと、
「柳田さん、ホンマに商売っ気ないですね~」
って、よく言われますけどね・・(笑)
まだまだ、この業界に思うところは多々ありますが、前置きはこのぐらいにして、、
<VW The Beetle>
・Onewayメンテナンス洗車
このお客様も、そういった点をご理解くださって2~3か月ごとに定期的にご入庫くださっております。

普段ご自身では洗車なさらないので、お預かり時はいつも全体的に汚れの膜が薄ら張って、ちょっぴりシマウマの気配も。
でも、ウチのメンテナンス洗車は、ただシャンプー洗車するだけじゃありませんので、問題ナッシング~
特殊なクレンジングシャンプーを使用することで、微細な鉄粉の固着を分解したり、通常のシャンプー洗車では落とせない粉じんなどの表面固着物なども分解除去いたします。
その後に、固着した経度なスケール(水シミ)除去も行い、最後はオーバーコート(簡易犠牲膜)処理して仕上げております。
この内容を知っている親しい同業者さんからは、
「その内容は、もはや洗車じゃない。コーティングメンテナンス作業やん!」
と言われておりますww
白さ復活~!

細部も汚れの固着無し~

タイヤハウスも~

ホイール内側も~(オプション作業ですけれども~)

どこもかしも~

ピッカリ!

ツルリン!と輝いております。
ウチでの新車コーティング施工から1年8か月経過。
プロメンテナンス作業も、これまでこのメンテナンス洗車の作業のみできております。
ボディ表面も目立ったザラツキやシミもなく、わたくし以外だれもこの車を洗っていないので妙なヘアーライン傷のありません。
商売抜きにして、一番理想の美観維持方法を継続していただいております。
ちなみに、
先日、運転席ドアのアルミモールだけ新品に交換されたとのことでしたので、追加でアルミモールコーティング作業をさせていただきました。
ちなみに他部分は新車時に施工してあるので、腐食無しピッカリモールも継続中!
N様、いつもご利用ありがとうございます。
愛車を末永く綺麗に維持していかれたい方は、お気軽にご相談くださいませ。
ちなみに、当店のメンテナンス洗車及びコーティングメンテナンスは、当店でのボディコーティング施工車限定のアフターサポートメニューとなりますので、なにとぞご了承くださいませ。
では、また・・。