盾(シールド)
- 村上 龍, はまの ゆか
- シールド(盾)
小学校の時の幼馴染キジマとコジマが、近所に住む不思議な老人(「名なしの老人」)から「からだの中心にあるやわらかいもの」の存在と、それを守るために「盾(シールド)」が必要だと教わります。
この「やわらかい」ものと、「盾(シールド)」を探求しつつ人生を歩む二人。
順調に見えたキジマの人生、不幸に見えたコジマの人生。このふたつの人生が折り返しを迎えるとき、ふたりは「盾」が何であったかを覚る。
そして、長い長い時間を経た後の再会。
自分の中の「やわらかいもの」はどんな今どんな状態なのだろうか、自分にとっての「盾(シールド)」は何だろうか?
短い絵本が人生を振り返るきっかけになることもあるんですね。
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