実家の片付けに追われていたが兄からは次第に連絡がなくなっていった・・・
どうせやる気になっていたのは最初だけなんだろうー、と
連絡するのも面倒になったのでこっちからも声を掛けなくなっていた・・・
そんな時に 母の入院先の病院からキーパーソンである兄と連絡がつかないとわたしのほうに電話があった。
話の内容は、
母の主治医が面談したいのに兄が病院との約束を守らずにいて 話が一向に進まなくなっていて困っている、との事だった。
病院側(仮名A)も兄と話しができないようなら きょうだいの中でキーパーソンを変わってくれないかと切り出してきた。
私は遠方に住んでいて実家の傍にいる兄と立場を変わる事はできないと言うと、お母さんがかわいそうだという内容に次第に話が変わっていった。 その病院Aは短期入院しか受けていない所で、母のような患者は長期療養型Bの病院への転院をすすめていて 兄とそれらの事の話をしたかったらしいのだった。兄との話が頓挫していて困った病院Aが何とかして欲しいと訴えてきたので とりあえず近隣の病院Bを紹介してもらい受け入れてもらえるかどうかの面談日を決めて 近くに住んでいる兄にB病院の面談へ行ってもらう事にしたのだった。
だが、その大切な面談の直前に兄は断りの電話を入れたのだ。
すぐに私のところにA病院から連絡があり、「お兄さん、B病院の面談を断ったらしいんですが・・・(怒)」
すぐに兄に聞いてみたら「脚が痛くて動けなくて・・・」という。
「B病院には足の件で行けないって 理由は言ったの?」と聞くと、「言ってない、」と返事。
A,病院に仮病じゃないかと思われているんじゃないか、 とっさに私は思ってしまった。
以前から そんな気配で話が進んでしまうような事があったから、
でもこれが後でとてもつらい話にすすんでしまうのだ。