まだ眠い。

目が覚めたようです。

鎌倉の下馬交差点から直ぐの踏切手前を右に入った線路脇に不思議な木があります。伐採されても一年で2メートル以上伸び、枝振りも千手観音を思わせます。
本日、その木を見上げると花がついてました。

落ち着いた紫の綺麗な花でいい香りもします。ネットで調べるとせんだん(栴檀)という名で暖地の海岸沿いに自生しているらしく珍しくはないようです。花が木の高い所に咲くのでなかなか気が付かないのだそうです。枕草子には何度も登場するそうで、紫式部のお気に入りだったようです。当時、優雅なふじもありましたので、それにくらべるとせんだんは地味ですがそこに物語があったんですね。




東急の入口近く咲いているこの花、ネットで調べても名前が分かりません。
よく見ると美しい花です。