宮とハウスは別なのですが
ハウスの意味を先に知る方が
1から学びたい方にも
再確認したい方にも、わかりやすいかと

サビアンや作用を消化・内包していますので
教科書通りではない
独断の部分も多くなります
どうぞリラックスしてお読みください🍵
(そういう考えもあるのね~、程度)

1ハウスのカスプはその人(その時)の
春分点みたいなもの
スタート地点というとわかりやすいかも?

ということは、1ハウスにいる星や
1ハウスの頭のカスプの星座の守護星が
そのチャートのランナー
ストーリー序盤の目立つ役みたいな感じです

主人公とは断定しません
主人公はあくまでもそのチャート全体の中で
もっとも強く指し示されるポイントです

途中でバトンタッチすることも多々あり
刹那主義・短距離走的な面もあるので
このくらいの理解でちょうど良いでしょう

スタート地点でもありますが
1周して辿り着く新たなゴールでもあります

わかりやすいたとえで言うと
小学校などの200mトラック走のよう…

 で は な く !!

「なんとなくだけど、嫌いな人が多いのよね」
から始まって
頭の中や外の世界とアレかコレか
禅問答やすり合わせ(試行錯誤)した末に
「私が人間嫌いだったからそう感じただけだったわ~」
というゴールに帰着する、あの感じです

嫌いから出たものは、嫌いにしか辿り着きません
でも、同じではないんです
「あいつが!」「あの言葉が!」「あの事故で!」
じゃないの
「私が気づいてなかっただけだった💦」
に至るのが、1ハウスの最も有意義な理解です

誰だって自分は正しいと思ってる、半分はね
でも、たいがいの方はどこか
半分くらい常にモヤっとしてますよね
いつも私は完璧なのよ!ホホホホホ!
なんて思ってるのは病的に傲慢な人くらいです

要するに、問題の一部しか見えてなかった
全体図を見て丁寧に解きほぐすことを
上手に促すハウスです

自分の気づいていなかった事
まぁいいかとか、こんなもんだろ的な感じで
棚上げになっていたモヤモヤの
本当の答えへ向かいます

1ハウスで「いつもこうだし」が見過ごせなくなり
1ハウスで「あ、そゆことね~」に落ち着きます

1ハウスを見る時、重要なのは
ライツがどうとか頭か小指かじゃないのです

「では、何が問題なのか?」が出てるんです

すべての惑星の状態が同じチャートはありませんので
すべては書きませんが

土星であれば、社会性の欠落
木星であれば、過剰で危なっかしい状況
…みたいな感じです🍵

1ハウスは問題提起のような所があるので
どうしてもネガティブに捉える部分があります
「フレッシュなスタート地点」
とだけ捉えてしまうと、ここが抜け落ち
お気楽なポエム占星術になります

問題提起というと、暗くてめんどくさい
イメージをしてしまいやすいですが
「愛とは何か?」
「私に合う場所はどこだろう?」
など、ちょっと哲学的な…
シアワセ的な欲張りの余地がある問題を
示していることもあります

インターセプトであれば、遅く出るぶん
放っておいても後々わかるんですが
「基本を無視したから人生がこうなった」
と、後からわかっても仕方ないんですよね~

夏休みの宿題は早いうちに片付けて
特別な思い出作りや、有意義な活動
もしくは快適な居場所、生活改善のチャンスに
変更したらいいのになぁと
牡羊座のサビアンを見るたびに思います

「人生=時間=夏休みをどうしますか?」
との問いが、すでに根底にある

そんな理解があると
ライツやルーラーが見当たらなくても
キツい星周りがあったとしても
どれも有意義に消化できると思います

1ハウスの意義深さは
サビアン占星術の、牡羊座のシンボルと
面白いほど一致しています

どっちも占星術がお好きな人達が
作ったものだから、まぁそうなるよね

牡羊座のサビアンシンボルは
「一面が光る四角」など
意味がわかりにくいものが多いですが
これでちょっとは意味がわかりやすく
なったでしょうか?

「ガンコさ=私の壁=で
 損していることに気づきましょう」
とか、そういう何かと関わることになります

それが、惑星や守護星などから
どこかへ持ち出されたり
流出・影響・波及・展開などしていきます

頭でっかち、だけど
まだ頭蓋骨もできていなくて
視界もボヤけた新生児が
ひとりで上手に立つことができるまで
周囲も本人もいろいろ大変です

でも、試行錯誤しながらでも
笑った、寝返りした、オムツがとれた
ママって呼んだ、転んで大泣きしたと
1歩ずつの成長(進展・展開)を
周囲と共有できるかも知れません

実際、1ハウスはその方の出生~幼少期の
出来事を暗示していることも多いです

土星であれば、幼少期から
何かしらの契約や責務、ハンディを負う
母親が機能不全(停止)もしくは父親のような母親
土星の状態によっては逆に
ちょっと良い家の財産や名声とともに
家柄・教養・厳しい躾・習い事など

木星であれば、過干渉や甘やかし、野放し
自由すぎて危ない目にあったり
遠方への移転、移住
木星の状態によっては逆に
両親の不在やひとり親家庭、危険な全能感
自己不在・無責任・肥満など

見えるもの化しやすい2つの星だけでも
ざっと見るだけでこう…
(書ききれないだけで、まだまだあるよ!)

人生の課題というのはちょっと大げさで
個性の起点という方が
良いような気がしますね
「だから私は几帳面だったのか~」
「これって遺伝だったのか~」
みたいな感じでちょうどいいと思います

1ハウスって、その人の根幹で
そこが解明できたら
宿題の終わった夏休みのような
生きやすい形が自然に見えてくる…
そんなハウスだと、私は思っています

私の12星座占いもそうなんですが
前の星座ほどサビアンシンボルもシンプルな
理由もこんな感じです
水瓶座までどんどん長くなっていきますよね
魚座では再集約されていきますが🍵

べつに、牡羊座=1ハウス
ということではないんですが…

たとえば、主観を360度の0度にしたチャートは
1周しないと客観に至らないですよね
そのチャートは主観の世界なわけですから
客観の世界はイチヌケした先にあるわけです

無理やり単純にまとめると
「〇〇とは何か?」
「物語のはじまりから帰結」
なので牡羊座の占いは短くなりやすいです
手抜きしてるとかじゃないですよ💦

にほんブログ村 その他趣味ブログ 占星術へ
にほんブログ村

占い・鑑定ランキング