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“チェボンギュンの顔の骨の
顔面輪郭手術後の固定ピン除去
再手術レビュー
今日は顔面輪郭手術後に
固定ピン除去の手術を受けましたが
完全に除去されていないため
再び受ける固定ピン
除去再手術レビューを掲載します。
両顎であれ輪郭であれ
以前はチタン固定ピンを
取り外す必要はないと
説明をしていました。
今でも除去する必要がないと
言われていますし
実際、多くの病院で
除去する必要がないと言って
除去していません。
ところが手術後10年前後に
問題が生じ始めます。
そのため、私は2年前から
固定ピンを外すことを
お勧めしています。
除去する必要があります!!!
なぜなのか
その理由については
私が多くの研究をして
その研究結果を基に
まもなく論文として
発表する予定です。
今日はこのように
固定ピンを
除去しないといけないのに
完全に除去できなかったり…
ネジが壊れたり
ワイヤーが残ったりㅠㅠㅠㅠ
それでピンを外すための
再手術をしたケースです。
当院は顔の骨の手術だけを
専門でしていますが
Youtubeの放送を始めて
1年になりました。
顔骨専門のYoutube放送である
Dr Bong TVでは
きちんとした手術、原則を
お知らせします!!!
下のリンクを
クリックしてください!!!
今日のお話、始めます！
上のパノラマ写真を見ると
顎先にネジでもないところが
見えます。
この患者は14年前に
顔面輪郭手術であるエラ削りと
顎先の手術を受け
9年前に固定ピン除去を
受けましたが
このように残っています。
もちろん、固定ピンの除去が
不完全な場合があります。
私も固定ピン除去を受ける
患者さんに
周りの神経や歯に
無理がある可能性があれば
除去しないとお伝えして
手術に入ります。
なぜなら1年以上経つと
ねじに骨が付いてしまいますㅠㅠ
そうすると
その骨を削って
ネジを取り除かなければ
ならないのですが
削ると周りに
損傷を与える可能性があります。
しかし、顎先は損傷を受ける
主要構造物がありません‼
なので一度開けて入ったら
どうにか除去するのが
原則なんですが
このようにネジを外す時に壊れて
残ってしまったために
再手術を受けるために
私を訪ねて来る方が多いです。
特に上の写真で
真ん中の上下に長くできた異物は
ネジではないように見えます。
異物なんですが
何なのか一度入って
みないといけません。
除去しなければ
いけませんㅠㅠㅠㅠ
今日の再手術レビュー
患者の正面写真をご覧ください。
上の正面写真でも
パノラマ写真のように
患者の右側に壊れたネジが1つ
患者の左側に壊れたネジが2つ見え
真ん中の上下に
長くワイヤーに見える
異物があります。
ところで、チタンは
私たちの体の様々な分野に
使われているのに
なぜ除去しなければならないのか…
チタンはご存知のように
私たちの体に最適な
BIOCOMPATIBLEな金属です。
すでに様々な分野で
使われています。
しかし、いくら私たちの体に
適しているとしても異物です。
特に、私たちの顔骨の特性上
問題を起こしやすく
実際に手術を受けてから
10年前後で多くの問題を引き起こし
それで除去するために
多くの方々が私を訪ねてきます。
上で特殊な場合は
除去できない場合もあると
お話しましたが
私も除去できなかったケースが
今まで2人、記憶に残っています。
しかし、非常に
特殊な場合でない場合は
完全に除去します。
固定ピン除去手術
特に1年が過ぎた固定ピンを
除去しようとする時は
手術を受けようとする病院に
完全除去が可能かどうかを
確認してから受けてください。
今日の患者のCTを見てみましょう。
上の3D画像では
少し上がってきた部分だけが
見えます。
実際、これらの金属性の
ネジやワイヤーは
通常のレントゲンの方が
よく見えます。
特に拡大して見せる
パノラマ写真では
ネジの溝まで見えます。
CTの中で特に上の3D画像は
ほとんど無用の長物だと
思ってください。
ご覧になるには
断面写真をご覧ください。
下にある断面写真を見ると
ネジが一番長い写真なんですが
短かすぎます。
つまり、ネジが切れて
非常に小さな部分だけが
残っています。
全部除去できれば
よかったんですが…
予想通り患者の右顎先には
切れたネジが1つ
そして患者の左顎先には
切れたネジが2つ見えます。
このくらいの長さなら
少しだけ周辺の骨を削れば
すぐに除去できるのにㅠㅠㅠㅠ
最近になって私のブログや
Youtubeを通じて
固定ピンを除去して
ネジやワイヤーが切れて
そのままにしておいた結果
歯科に行ってレントゲンを撮ると
そのまま写真に現れて
恥ずかしいからといって
残った切れたネジやワイヤーを
完全に除去できるのかと
問い合わせが増えています。
完全除去をしなければなりません!!!
歯科に行ってレントゲンで見える
問題だけでなく
異物なので異物反応を
起こすことが多いです。
特に時間が経てば経つほど…
一般のレントゲンで
両側に切れたネジがあり
真ん中の部分、上下に長く
ワイヤーに見える
異物があると言いましたが
これを確認するために
CT断面をもう一度見ます。
視床断面と言うのかな？？
横から見た断面写真です。
下の写真を見ると
青い矢印が示しているように
上下にワイヤーの破片があります。
このワイヤーあるいは
皮質骨の中に限られているように
少しだけ骨を削れば
除去できるのですが
なぜそのままにしておいたのか
理解できません。
それで、上の患者の
固定ピンを取るために
中に入ります。
上で異物反応と言いましたが
異物反応には
どんな症状があるのか？
またいつ現れるのか？
と、気になっている方が多いです。
異物反応の症状は非常に多様です。
重たく感じる症状から、かゆみ
ひどい場合は腫れて
チクチクする症状まで
以前に感じることのなかった
異常感覚が現れたら
異物反応と見なければなりません。
それではいつ現れるのでしょうか？
手術直後から
現れることもありますが
ほとんどは
時間が経ってから現れます。
10年前後に多く現れるようです。
今日の患者さんは
15年前に輪郭手術を受けた
ケースです。
私がいつも言っていますが
異物の限界です。
いくら私たちの体に
適した金属でも
異物としての限界なのです。
年を取って免疫力が落ちたり
大きな病気を患ったりするとか
あるいは
女性なら生理の時だけ
気分悪い症状を起こしたり
することもあります。
固定ピン除去の結果です。
顔面輪郭手術後の固定ピン除去
再手術後のレビュー
上の写真を見ると
私が上で申し上げた異物が
勢揃いしています。
患者の右の顎先にあった
ねじの切れ端が1つ…
患者の左の顎先にあった
ネジの切れ端が2つ…
そして真ん中にあったのは
ワイヤーの切れ端です。
下の定規の目盛りを見ると
目盛り1つが1mmですが
それぞれ切れたネジや
ワイヤーの大きさが測れます。
上の写真の除去した異物の中で
いくら長くても
3mmを超えるものはありません。
ところが、上のように
長さが問題ではなく
骨の表面に埋まっていて
周辺に歯や神経のような
主要構造物が存在しないため
簡単に除去することができました。
顔面輪郭手術後の固定ピン除去の
再手術レビューを
お伝えしています。
取り外された固定ピンを
詳しくご覧ください。
上の写真を見ると
ワイヤーが2つ見えます。
長さは伸ばしてみても3mm
くらいになると思います。
ワイヤーが骨につくと
よく切れることもあります。
なのでワイヤーを外す時は
骨の中にある部分が
途切れないようにするために
とても慎重に取り外すと
一般的なワイヤーを抜くように
すっと引き抜くと
このように切れてしまいます。
それで、この機会に
手術なさる院長にお願いします。
頬骨でも顎先でも
プレートスクリューの代わりに
ワイヤーを使うのはいいです。
ただし、もう少し厚いワイヤーを
使用してください。
上の写真のワイヤーは
比較的厚いのですが
力のかかる頬骨にも
細いワイヤーを
使っていることがあります。
なるべく厚いワイヤーを
使用してください。
下の写真を見ると
切れたネジが3本見えます。
ネジも長くて3mmを超えません。
ネジを外すときも
たまにネジが切れていないか
確認する必要があります。
ネジが全部出ているのか
それとも骨深く
一部が残っているのかは
ネジをよく見れば分かります。
さらに、ネジの本来の長さが
分からないとしても
ネジの形を見れば
ネジの完全体が出ているのか
一部が骨に残っているのかが
分かるので
ネジを取り外したら
必ず確認してください。
固定ピンやワイヤーが異物なので
除去しなければならないと
申し上げたのですが
固定ピンだけでなく
最近になって
異物が広範囲に使われています。
異物による異物反応が
しばらく経ってから現れると
申し上げましたが
手術を受けた院長が引退した後に
症状が現れる場合もあります。
このようなナンセンスで
心痛いお話…
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