顎先の筋肉結びと筋肉縫合  

絶対してはならない手術と

絶対するべき手術


[顎先手術切開と縫合後の写真]


今日はこれまで私のブログで

何度もお知らせしましたが

まだ混沌とされている方が

多いのでもう一度整理します。 


顎先手術をするにあたって

どうしても

切開しなければならない筋肉が

ありますが

顎先筋肉(Mentalis muscle)

という筋肉です。 

ところでこの筋肉をめぐって

あれこれうるさいですし

トラブルも多いですㅠㅠㅠㅠㅠ


ですから今日はハッキリと

もう一度整理します。 


顎先の手術時に

必ずしなければならない

顎先の筋肉縫合と

絶対してはならない

顎先の筋肉結びについて

説明します。 


まず、最近になって誤った診断で

無駄なお金を使い

とても苦労して

結局、再び大きな手術を受ける

残念なケースが多いです。 

私がいつも言いますが

癌手術だけが

正確な診断が必要なのではなく

美容手術も正確な診断が

必要です。

誤った診断による再手術…


下のリンクを

クリックしてください。

 





[AO Foundationというサイトから
抜粋しました]

上下の写真で青い矢印が示す筋肉が
顎先の筋肉です。 
Mentalis muscleとなっています。 
この筋肉は顎先の手術の際に
切開することになります。 
この筋肉を切開せずに
口の中の切開を通じて
顎先にたどり着くことが
できません。 
ところが、この筋肉をめぐって
色々とうるさく
トラブルも多いのです。 

上下の写真で一応
この筋肉がどこにあるのか
はっきり把握しておいてください。



上の写真でも青矢印が示す
上下に長い筋肉が
顎先の筋肉です。 
ところが、顎先の手術を
するためには
下の歯の前の部分を切開して
顎先の骨を骨切りしなければ
ならないのですが
すぐに下の写真のように
切開をします。 
切開は通常2cm
長くても3cmを超えることは
ありません。 
もちろん特別な場合は
例外もあります。 
下の写真の赤い線の部分を
切開しますが
口の中の粘膜を切開して入ると
すぐに顎先の筋肉が見えます。



下の写真はナイフで
口の中の粘膜と顎先の筋肉を
切開する様子です。 
AO Foundationの資料から
絵を抜粋しました。 
筋肉が赤色でとても鮮明に
よく見えます。 
結論から申し上げますと
このように切開された筋肉は
手術が終わる前に
必ず以前と同じ状態に
縫合しなければなりません。 
これが顎先の筋肉縫合です。 
顎先の筋肉縫合は
必ずしなければならない過程です。 
この筋肉縫合を
顎先の筋肉縛りと勘違いしたり
筋肉結びと説明してはいけません。



上の写真で顎先の筋肉が
赤ではっきり見えますが
実際の手術ではどうでしょうか。 
よく見えません。 
見えないのではなく
血に染まって
どれもこれも全部赤くなって
筋肉の区別がつきませんㅠㅠㅠㅠ
もちろん経験が多い方は
確実に区別できます。 
しかし、経験が多くない方は
見分けがつかず
間違った部分を縫合したり
最初から縫合をしない
医師もいます。 

先日、ある患者が
筋肉縫合ができなかったため
発生した症状で
私を訪ねて来ました。
「筋肉縫合が
できていないようです。」
と申し上げると
前の病院で院長が
「顎先の筋肉は
縫合しなくてもいい。」
とおっしゃったと…



実際、顎先の手術のために
切開してみると
上の写真のようになっていました。
粘膜の下の方は全部赤いです。 
血が見えると嫌悪感を与えるので
色を薄くしました。 
筋肉がよく見えますか。 

とてもはっきりとよく見えます。 

このように筋肉をちゃんと見つけて
縫合する前に
顎先の筋肉縫合を
必ずしなければなりません。 

そして粘膜まで縫合すれば
下の写真のように
縫合が仕上がります。


[顎先の手術後、縫合後の写真]

顎先の筋肉縫合…
必ずするべきだと言いましたが
では顎先の筋肉結びとは
何でしょうか? 
顎先の筋肉結びは
すぐ下にある写真のように
上下に細長い筋肉を
糸で縛ることです。 
理由は顎先が出る
ようにするためです。
顎先の筋肉は
話す時もご飯を食べる時も
いつも動く筋肉なのに
こうやって縛ってしまったら
どうなりますか? 
筋肉が動けなくなります。 
では、症状は??



上下の写真で
上下に長い顎先の筋肉を糸で縛ると
少し前に出て見えます。 
ところが、上下に常に
動かなければならない筋肉を
縛ってしまうと
動かすのに支障があり
結局炎症が起きたりするので
顎先が不便で
赤くなったり痛みが出たりします。 
正常な動きを妨げる
絶対にしてはならない施術が
顎先の筋肉結びです。



顎先の筋肉結びをしたら
絶対にダメです。 

たまに顎先の筋肉縫合を
結ぶと表現する人もいますが
縫合と結ぶのは全く違う概念です。 

顎先の筋肉結びは
絶対にしてはならない施術であり
した時に顎先の痛み
腫れ上がりなどの炎症が
起こることがあり
たまに動きに障害があったり
不便な感じがすると言いました。
動かなければならない筋肉が
動かせないのですから…


次の写真は
私のブログにもアップした
顎先の筋肉縫合が
まともにできなくて発生した症状と
治療後の写真です。



上の写真のように
顎先のクルミのシワが
ひどくない場合は
簡単な注射治療だけで
下の写真のように治療できます。



 ところが、次のように
顎先シワがひどい場合は
状況が変わります。



上の写真のように
シワがひどい場合は
単純なケースではなく
縫合が最初から間違っていたり
癒着がひどい場合で
原因を探して
直接解決できるように
手術が必要なケースです。 

そこで、手術をして以下のように
症状を好転させました。 




今日は多くの方々が
混沌としている
必ずするべき施術である
顎先の筋肉縫合と
絶対してはならない施術である
顎先の筋肉の結びについて
詳しい説明をしました。
 
絶対しないでください!!! 
と言ったらしてはいけません!!! 

そして、必ずするべきです!!! 
と言ったら
必ずしなければなりません!!!





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