(前回のお話は上をクリック‼)
(前回の続き)
↓↓↓
今回の論文で
神経損傷が増えた理由および
予防法を論文の内容として
説明します。
このように
下顎角切除術を受けてから
両顎手術を受ける場合
このように神経損傷の頻度の高さは
解剖学的理由は
1つ目の理由は上の写真にあり
2つ目の理由は
すぐ下の写真にあります。
1つ目は下顎角折骨術以降
下顎角の底面
つまり縁から下歯槽神経が通る
神経管までの距離の変化です。
当然この距離が短くなるでしょう。 このように距離が短くなると
下顎時視床分割折骨
SSROを施行して分割をして
折骨をして完全分離をする過程で
神経の損傷の可能性が
高くなります。
二つ目は下顎角折骨時に行う
皮質折骨術の影響です。
つまり、皮質節骨を行うことで
下顎角の表面から
下歯槽神経が通る
神経管までの距離が短くなります。
皮質折骨術によって
皮質という下顎角の表面が
なくなるので
当然神経までの距離が
短くなるでしょう。
ところでSSROと呼ばれる
下顎枝視床分割折骨術は
この薄くなった表面を
神経から分離
分割しなければなりません。
ところが、この表面が
薄くなっているので
当然表面の骨を保存するために
下歯槽神経が通る神経管まで
骨切りする可能性が高くなります。
そのため、下歯槽神経が
損傷する可能性が
大きくなるのです。
2つ目の予防のための方法は
垂直的な皮質骨切り時に
下面まで完璧に骨切りして
骨切り線が前方に水平的に
延長される現象を
予防することです。
ここで垂直皮質骨切り
水平皮質骨切りする内容は
私が手術時には
患者に詳しくお話しますが
一般的には理解が
容易ではない部分です。
そのまま通り過ぎてください~~~
3つ目の予防法は
下顎枝の視床分割骨切り時
一番前に垂直骨切りする時
下顎の一番下の面まで
完全に骨切りをすることです。
このように完全に
底面を骨切りすることで
下顎の底面が
連結されることを予防し
結論的に望ましくない骨切り線が
生じることを予防し
これは神経損傷を
起こしかねない状況を予防します。
最後に
下顎枝視床分割節骨術時に
分割して二つの板に分ける時
この時使うosteotomeという
釘のような器具がありますが
この器具を皮質の真下に位置して
分割することです。
これにより神経を
最大限保存することができます。
もちろんこの時も
神経損傷が起きることがあります。
患者によっては神経が
皮質の中に走ることもあります。
手術をたくさんしていると
特異なケースがあります。
そこで開発された手術法が
上でも少しお話しした
Manual Twist Techniqueです。
それで結論です。
本研究は、過去に
エラ削り手術(下顎角折骨術)を
受けた患者において
下顎指視上分割折骨術
(SSROまたはBSSO)時に
初めて手術を受ける
患者群においてより
下歯槽神経損傷の頻度が
統計学的に有意に高かったです。
今回の結果は
過去に下顎角骨切り術を
受けた患者が
下顎枝矢状分割術を
受ける場合に
骨切りするにあたって
より精密な手術計画と
骨切りデザインを
しなければなりません。
手術をする執刀医は
過去に下顎角骨切り術を
受けた患者を手術する時は
解剖学的に変更された神経の位置を
必ず把握しておかなければならず
また薄くなって変化した
下顎の皮質の
解剖学的な変化を
把握していなければなりません。
さらに、このように
過去に下顎角の手術を受けた
患者に対しては
神経の損傷を
最小限に抑えるために
技術的な変化を
与えなければなりません。
今日は前回の[両顎手術の副作用]
総論に続き、各論1編···。
エラ削り手術と関連があるので
説明を一緒にいたしました。
過去に下顎角骨切り術を受けた
患者の場合
下顎枝矢状分割骨切り術
(SSROまたはBSSO)を受ける場合
下顎の感覚を担当する
下歯槽神経の損傷頻度が
統計学的に有意に増加する
という内容とともに
このような神経損傷を
予防するための方法まで
国際学術誌[SCIジャーナル]に
掲載された内容をそのまま
説明しました。
もちろん内容がとても難しいです。
でも、医者の皆さんにとっては
とても役に立つと確信します^^
副作用…
本当に難しいです。
世の中に副作用のない手術が
どこにあり
副作用なく手術する医師が
どこにいるのでしょうか？
私も副作用が生じて
問題が生じることがありますㅠㅠ
このような副作用に関して
私の方から患者の皆様に
2つだけお願いします。
1つ目は、副作用が生じても
きちんと原則さえ守れば
患者が心配している
後戻りできないほどの
副作用は生じません。
軽微な非対称や
顎下の段差ぐらい？？
このような副作用は
避けられないことがほとんどで
患者がこれも
我慢できないと言ったら
簡単にやり直すこともできます。
しかし
原則を守らない方法と結果から
発生する副作用は
対策のしようがありませんㅠㅠ
きちんとした方法
原則を守る方法で
手術を受けてください。
2つ目は、副作用が
生じたからといって
最悪の病院、最悪の医師だと
決めつけないでください。
手術をたくさんしていると
たくさんした分だけ
副作用は生じます。
副作用が一度生じたことを
批判的なレビューを書いて
その文だけを信じて
その病院はだめだ
その医者は最低だという
先入観を持たないでください。
もちろんあり得ない方法で
副作用が出るように
手術をされる方もいます。
しかし、大多数は
ちゃんとした院長先生です。
副作用が一度生じたからといって
完全に悪く
最悪の病院の医師としての
烙印を押さないでください。
インターネットのカフェブログ…
信頼できるカフェブログが
いくつあるのでしょうか？？？
さらには医師が直接書く
ブログカフェも
あり得ない根本のない手術法
何の常識もない解釈などで
重武装した
カフェブログもあります。
良い手術法は論文として評価され
前後が論理的で
合理的なメカニズムに
連結されなければなりません。
また、長い期間の検証が必要です。
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今日のサービスは
久しぶりにトンカツ屋さん
昔うちの家の前にあって
よく通っていたけど
なくなりました。
家賃が上がりすぎたのか
なくなって残念だったのですが
急にうちの息子が発見して
行こうと言うので行ってみました。
まず僕が一番好きなそば…
正統日本式そばよりは
こういう韓国式そばが好きです。
ここもそばがおいしいんですが
決定的な欠点がありますㅠㅠㅠㅠ
量が少なすぎますㅠㅠㅠㅠ
箸を使って三回で食べ終わります。
量が今の2倍になると
100点満点です^^
キムチ鍋(?)
このお店はこれが本当に
芸術です。
正統和食ではない
ということですね。
ところでキムチとの調和が
とてもいいんです。
行くたびにこれは必ず
注文します!!
最後にトンカツ…
トンカツ専門店ですから
