最近になって
間違った診断と
間違った手術に関するお話を
お聞かせしています。
本当に残念なことが
とても多いです。
人間のする仕事なので
完璧ではないにしても
間違った診断により
つまりわからなくて
悲惨な手術を受ける患者が
いてはならないし
また、診断はきちんと下されても
まともな手術ができないので
悲惨な手術を受ける患者が
いてはなりません。
今日は口が出てるんですけど
口が単に口が出てるからといって
突出口、顎なしと診断され
俗に言うASOという手術を受け
うまくいかなくて
顔型を崩した患者の
悲しい話です。
結論から申し上げますと
口が出ているからといって
突出口で
顎が引っ込んだからといって
顎なしではありません。
全体的な顔型を考えて
診断と手術を決める
必要があります。
口が出ているからといって
無条件にASOを受けては
いけません!!!
[ASOを受けた後、青い矢印部分の
歯がなくなりました]
主治医院長が間違った診断で
つまり知らなくて
こんなにひどい手術をされたのか…
診断はちゃんとしたのに
できる限度内で
手術をしようとしたせいで
こんなにひどい手術をしたのか…
どちらか
私には分かりません。
ただ、患者の状態が
とても良くないようで
相談時に患者は
しばらく泣いていました。
上の写真で見ての通り
口が出ているため
突出口、顎なしだと思って
私たちがよく
ASOと呼ぶ手術を受けた
患者の手術レビューです。
本当は顎なしではなかったのですが
間違って進行してしまいました。
上の写真を見ると
ASOをした跡が見えます。
青色の矢印が
癒合部位を示しています。
ASOという手術自体は
とてもうまくいきました。
ところが
手術前の正確な診断は
突出口ではありませんでした。
歯と歯槽骨の一部が出ていますが
全体的な顔のプロフィールから
判断すると
むしろシャクレ顎に近い
顔型でした。
ところが
全体的な顔型を考慮せず
口だけを見て口が出ているからと
ASOをしました。
突出口、顎なしの
間違った診断による
ASO手術後のレビュー…
結果はどうでしょうか？
次の通りです。
本来、顔の全体的な分析が
正しくなく
間違った分析により
突出口、顎なしという
間違った診断が下され
間違った診断により
ASOという突出口手術が
行われました。
レビューと言うには
ちょっと何ですが
間違った結果ですㅠㅠㅠㅠ
もちろん、診断のミスなのか
診断は正しく下したのに
根本的な解決ができなくて
医師本人ができる限度内で
手術をしたせいなのかは
分かりません。
この患者の場合
全体的な顔型を正すためには
両顎手術が必要でした!!!
でも間違った診断で…
それで結局、両顎手術を
受けることになりました。
診断を間違ったか
もしくは診断はきちんと
下したのに間違った手術をしたか
わかりませんが
とにかく
突出した手術を受け
そのために顎が
下顎がシャクレ顎になりました。
*****今日のレントゲンは
ASOの後にまた
顔面輪郭を再確認した結果で
私の説明と若干の差がある
可能性があります。*****
本当に悲惨にもこの方は
ASOの後、顔が長くなったのに
顔が大きいと
また誤った診断をされて
顔面輪郭手術を受けました。
ㅠㅠㅠㅠ
顔がもっと長くなりました…
輪郭手術についての話は
次にまたさせていただく予定です。
ㅠㅠㅠㅠ
下に軟部組織のビューが見えますが
実際の姿は下の写真より
はるかに長く
はるかにのっぺりと見えます。
こんなに顔のプロフィールが
ASOに合わない場合は
なんとかASOをするのではなく
私が開発して国際学術誌
「SCIジャーナル」に発表した
回転突出手術である
RASOを受けていたら
逆効果はなかったはずですが
とても残念です。
誤った診断で
既存のASOを受けてから
発生する法令線が深くなる現象
あるいは老眼
合皮などを予防する
突出した矯正方法を
私が国際学術誌に発表してから
ずいぶん経ちました。
患者の方々と院長の方々は
必ずご参照ください。
本日は突出口無顎と診断され
間違ったASO手術を受けたことで
逆効果になった
患者の手術後レビューでした。
私は最近、正確な診断の重要性を
ずっと話しています。
整形外科分野でも
ほぼ唯一、誤診の多いのが
顔骨の分野です。
間違った診断によって
つまり分からなくて
間違った手術をするとか…
診断はしっかりしたのに
つまりは知っていながら
手術ができず
間違った手術をするようなことが
あってはなりません。
きちんとした診断で
きちんとした手術を
受ける必要があります!!!
以前、整形外科の院長の皆様に
お願いを申し上げましたが
最近、細分化、専門化
されるようになり
私も骨だけ専門でするようになり
目、鼻、胸の手術を望む患者は
他の病院にご紹介いたします。
本人が専門としない分野の患者を
専門分野の院長に送ることは
決して恥ずかしいことでは
ありません。
専門家に送るべきです!!!!!!!!!!!!
突然、なぜ肉なのかって?
久々のオマケです。
貴重な方をお迎えすることになって
インターネットで
一生懸命探した店です。
これからはこうして
オマケで食べ物を乗せずに
美味しい店のコーナーを
別に作る予定です。
おいしい店があまりにも多くてㅠㅠ
シャトーブリアンという牛肉で
多分ヒレだと思います。
勉強までしながら
食べるスタイルではないので
正確にどの部位なのかは
油気が少なくて
柔らかいのを見ると
やはりヒレ肉だと思います。
ミディアムレベルに焼くと
以下のような
芸術的な色になります。
